mimi's world * HOPE and DESIRE

_______ BE-lie-VE * be-LIE ve * believe...the SHAMs for heart healing * mimi's world-7 _______

Crystallized Pearls * 1 

.


BY mimi's world - 7 * HOPE and DESIRE

FROM mimi's world -2 * WHITE NIGHT
FROM the DOOR * mimi's SALOON from far away beyond beautiful sea


.


・* HAPPY PRESENTs beginning from a JEALOUS *・



キョーコ・・・


俺はな、お前を離してなんて・・・やらねーぞ _________




「 尚。貴方一人で大丈・・夫・・・? 」


_____ バンッ


祥子さんの小言のような言葉なんて、聞いちゃいなかった。ただ・・・頭の中に思い浮かぶのは、キョーコがビーグルのヤツなんかと・・・

いや?・・・


「 フンッ・・・」

関係ねー、そんなヤツ・・・

俺が考えているヤツは、もう一人。アイツ・・・ 


_____ 敦賀蓮。


バレンタインに、キョーコが義理でも渡すだろうと思える程の不安が過ぎっていた。
上下関係、横の関係、世話になっている全ての人に、キョーコだったら渡すんじゃねーかと思っている。キョーコは・・・

義理も常識も礼儀もな・・・俺のお袋、老舗旅館の女将であるお袋から、頭を下げるとはなんぞや。と子供の頃から仕込まれてっからな。

それを一番知っているのは、子供の頃から一緒に育った俺。


朝も早よから… 普段は午前中 寝ている俺でも、予約を入れていた花屋に寄って受け取ってきた、キョーコの好きそうな寄せ集め。だがよ・・・

・・・自分でコッソリ調べた。その作ってもらった花と飾り。

両手で抱きかかえる様にして、キョーコがいる撮影スタジオの建物のロビードア前に居た。
目を瞑って大きく息を吸うと、胡蝶蘭の甘い香りが鼻をくすぐる。

フッっと一気に息を吐き出しながら目を開け、肩に担いでドアを開けた。

ロビーの受付嬢。なんか言われるかと思っていた・・・でも、俺の顔をちらっと見ただけで、ボードの楽屋振り分けと撮影スタジオの予定を書き続けていた。二度見して振り返ったけど、無視して通り過ぎた。ガードマンも俺の顔を見ても、出演者だと思っていやがる。

簡単に顔パス。

ロビーを行きかう たくさんの女社員やスタッフ。胸に抱き抱える様にして持っている ぬいぐるみ付きのチョコレート。それに、大きな紙袋を提げている人もいる。

横目でそんなヤツラを見ながらも、真っ直ぐ前だけを見ていた。あれっ!?と、俺を見て言うヤツも居るけど、振り向きもせずに今ボードで確認したスタジオに向かっていた。

簡単に顔パス、それに振り返るヤツが大勢居る中で、自分の業界の位置が確実に手に取るように解る。
・・・なのに、そんな人気のある俺なのに・・・

どうして、こんな気持ちでこの日を向かえてんだ・・・?

去年まで毎年貰っていた、唯一・・・口にするチョコレート。キョーコの手作りチョコ、今年は・・・

貰う代わりに、俺が・・・



目的は・・・

いや・・・ターゲットは、アイツ。



いつも賺しているヤツが、焦るとこ・・・見てみたいよな。 
それに、俺がなんで来たのか・・・もしも、キョーコが本当にレイノと出来てんだったら・・・

・・・アイツの前で、ばらしてやる。



フッ・・・アイツ、どんな顔すんだろ___________. . .?



スタジオドアの前で一つため息をついたと共に、重たいドアを開けた。
振り返るスタッフも、俺の顔を見慣れてる。緒方組のスタッフは、何度も見慣れている俺に何も言わない。

___________ 目の前に居る. . .

キョーコと・・・アイツが・・・


それだけを、見ていた。 ______________



.
CM: --
TB: --
mimi's world from Ren Tsuruga and Chuehonn Hizuri
Love Letter from RT and CH

▲Page top