mimi's world * HOPE and DESIRE

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A New Day  ☆Prologue☆ 

The DOOR * mimi’s cave ( Apr.26th 2014 @ the DOOR * mimi's SALOON )





_______   A New Day   _______






窓の外を見ていた・・・


深くも浅くも無い、ここは波の影響も無い

光が届くかといったら、届かない

でもいつも、小さなプランクトンが光って舞い落ちる


その中にふわふわと漂いながら、仄かに自分で光を創りだすクラゲを眺めていた


上に横に自分で何回か動いた後に、傍を通り過ぎた蒼い魚の尾びれが作った水流に身を任せ
そのまま漂っている


今夜は なかなか寝付かれないでいた

何をするでもなく毎日は幸せで、いつも傍にいてくれる優しい蓮が向けてくれる微笑に包まれて過ごしていた

自分から何かをした事は、今まで何も無かった

何かをしようとする気も起きた事は無い

いつも傍にいてくれる蓮がなんでもしてくれる


王族としての自分の海域の統治も、自分でした事など無かった

自分の城の周りに自分の国があるけれど、見た事も無い


・・・窓の外を漂うクラゲも自分の国民の一匹なのか________・・・?


そう思ったら、どこからこの厳重な離宮の中に入って来れたのかが、気に成ってしまった

見つかって処罰されてしまわないうちに、この自分の意思で動いているとは思えないクラゲに早くお逃げなさいと、声を掛けてみようと思いたった

自分の城に紛れ込んできてしまったのならば、門を開けて逃がしてあげなければ成らない

でも門を開けてもらうには、蓮に頼まなくては開けてもらえない

蓮も自分の部屋で寝ているだろう

自分の使いに頼んだら、きっと不法侵入者としてクラゲは処罰されてしまう


・・・・・・ ?


あれ・・?


蒼い魚は、どこから来たの・・・?




その2匹以外、自分の窓から見えるのはいつもと同じ

きらきら光りながら舞い落ちるプランクトン、お庭の赤いさんご礁にゆれる深緑色の海草に、イソギンチャクが・・・

外に出た事のある私の使いがいつも言う


海の上には・・・

地上という世界が広がっていて、その地上にも国があって、その国にも自国を統治する王子様がいる

その王子様の国には・・・

光の時間と闇の時間

そして、プランクトンの様に・・・

雪という・・・この海が作った、雲という・・・ものから溢れて舞い落ちる世界に

星という・・・この海の中のヒトデの様なものが輝き、空気という・・・海の水の様に包まれた世界であると

赤い珊瑚の代わりに、緑の樹というものが生えていて

緑の海草の代わりに、赤い花というものが揺れていると

そう聞かされていた事も・・・



この私に仕えてくれる乳母人魚は、

『 私がお話した事は、蓮さまには内緒ですよ 』

そう念を押されて今ままで誰にも伝えることも無いまま過ごしていた


この舞い落ちるプランクトンの様に、その王子の国には・・・

雪と云うものが降り積もり、星と云うものが光っているのだろうと

初めて想いを馳せながら、クラゲを追いかけて庭に出ていた


蒼い魚はもう何処にも見えなかった。

クラゲを追ってった先に、赤い珊瑚の間に・・・さっき見た蒼い魚の尾びれがするっと目に映ったような気がして、行った事の無い庭の端まで泳いでいった


その岩石の向こう側・・・

今まで一度もこの端に来た事も、岩影など覗いた事も無く、少し怖かった

でも自分の大切な国民の一人を、自分の城の中で殺してしまう事は出来ない

意を決して覗いた・・・

白い光のプランクトンの舞い散る向こうに、何か輝いていた

蒼い光・・・


するっと消えたその光・・・

その蒼い魚の尾びれが見えた場所に、追いかけて. . .__________




__________ な・・に・・・ ? 

あれ・・・・・




赤いさんご礁の向こう側・・・

大きな海草が揺らめいて・・・


周りをきょろきょろ見回して、誰も居ないことを確かめた

すっと・・・音も水流も立てる事無く、尾びれを一振りだけで近づいた
その大きく岩の上の方まで伸びている海草の群れを掻き別けて、蒼い光が消えた場所を確かめ様と、揺らめいて一瞬だけ見えた場所に手を伸ばした

今まで見た事も無いその後ろ・・・

自分が子供の稚魚だった頃から住んでいたこの離宮

庭で蓮と遊んだ記憶は沢山あったけれど、その頃にはまだ背丈も小さい海草だったはず
その時にこの・・・

今、見つけたものを見た記憶は、無かった・・・


たくさん生い茂り真っ暗なその場所の先を覗くと、向こうに蒼い光が消えた


大きな岩石だと思っていたそれは、口を開けた様に向こう側が見える・・・

・・・洞窟・・・

この洞窟を抜けると、向こうに消えた蒼い魚や、まだその辺をただよっているクラゲ達
自分の国民の住む・・・

自分の統治する自国の世界が広がっている

いや・・・

それだけではない


『 蓮さまには・・・内緒ですよ・・・』

そう教えてくれた、自分の乳母人魚

彼女が言っていた・・・
広い海の自分の国の先に、他の王子が統治する国に繋がっているのか・・・?


『 その世界にはですね、キョーコさま・・・
  地上というものがあり、森という緑のさんご礁のような世界に、花という赤いひらひらと海草が輪になっているものが揺れイソギンチャクの様に、その花に虫というものが共存しているのですよ・・・その国にも、王子様がですね・・・・・』


星というものが煌いて、雪というものが舞い落ちて、

光が溢れて、光が失せて・・・その繰り返しが日々と数え、

その国に住まわれる王子様・・・


乳母の教えてくれた事が頭の中をぐるぐると廻っていた


真っ直ぐにそのまま、その先を見詰めて・・・

向こうに果てしなく広がっているのであろう・・と・・・
今までにこの離宮を出た事の無い私は、感慨深い想いを廻らせていた
 

岩に手を着いて、引き込まれる様にその口をあけた様に広がっている洞窟に入って行った

・・・けど・・・

尻尾を誰かに抱かれるような感覚、引きとめられている様なその感触に、はっと気付いた

吸い込まれる様に自分から入って行ったけれど・・・
見つかっては、自分はどうなるのか、全く経験が無いので分からない

誰かに見つかった・・・そう思い、振り返ると

抱きとめられた様な感覚は、大きく上に伸びた海草が絡まっていただけと安心する

ほっとして、腰に絡まった海草を解き、もう一度辺りを見回した



向こうに広がる世界に想いを廻らせる期待と・・・

この離宮を一人で離れる心細さと不安・・・


産まれて初めて見た光の方へ、吸い込まれるように泳ぎ出した. . .___________



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HERE JUST START from ....





BY リク魔人宝物庫 Sei 様 『 噂の人魚 』


         前編 / 後編
 



クラムボンは笑ったよマーメイドshell* 『 噂の人魚フェア 』 シャボン玉うお座あせる 参加作品






This FAIRYTALE STORY is just ONE but and another EIGHt stories . . .

. . . . .Then

It will be ELEVEN Stories
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この物語は、1つの物語。でも、ご自由に・・・

私が書いた物語は、唯一つの物語に、11の終わりをつけました。

1つの長編物語として・・・



それぞれの世界で、3つの短編物語として・・・



及び、貴方のお好きな組み合わせの中篇物語にして下さっても結構です




それでは、まずは




sei 様 「 噂の人魚 」 より 



美しい海の彼・方より 美海の続編 



「 噂の人魚 」 プロローグ____________________ 




こちらからどうぞ・・・  




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