mimi's world * HOPE and DESIRE

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Myth.BLUE BELL * Back Stage Act 4 - 2  



__________ After Moka blog-up about Act.3 in Fly Away. . .




Back Stage * 2 - from Act 4 -



Just Before shooting at ...
他のロケ現場帰りの 蓮と秀人


Back Stage & Shooting other way at... Scene 1

『 鳴海家ゲストルーム ・ 1st Action 夕暮れのバルコニー 』








at balcony Act 4 ©




_____ 貴島さん、敦賀さん、ちょっといいですか~?


貴島君と白猫の居なくなった後、もう一度演技の合わせを相談していた。
演技だけのリハが終わって、照明をいれた本格的なリハの前の事。

その、照明総括チーフが声を掛けてきた。



「 うん、うん。はい、そうですね。 」

「 あぁ、じゃぁさ・・・敦賀くんが、ここで・・・」


貴島君と照明チーフとは、台本での台詞と合わせての照明のタイミングに位置を計算してと、お互いの台詞を交わすタイミングをどうするかの話だった。


「 じゃぁ、そうする? 」

「 そうだね。 」


ま、やってみてどうにも成らんかったら、監督が止めんじゃん?との、俺たち2人はアドリブが来てもお互い大丈夫なほど、演技に関しては役にそれぞれがのめり込む役者だとは承知済み。


セットに入ると俺達は・・・

貴島秀人も敦賀蓮も、そこには居ない。

自分がその物語の中の人物として生きていると・・・

お互いが知っているからこそ、芝居の世界が本当の様な気にさせられて、また自分もその中の人物のまま、その世界に生きているとはカットが掛かるまで気が付かずにいるほどだった。



_____ 貴島さ~ん、敦賀さ~ん、入ってOKですよ~。


照明チーフの声がかかり、二人でその窓辺に向かった。

場所は、客用の居間であるバルコニー近辺。

外の夕日を待っていて、それまでの撮影も他の俳優さんの演技を本日は見るほうが多かったかもしれない。





今日は自分の後輩である最上さんの演技も、他のロケ現場まで行く事もできるほどの余裕時間。




on the rock - Act 4 Back Stage©






________ ザ――ン、ザブザブ、ザザ――・・・


波の荒い海。高い崖の様な岬に寄り道し、海風に当たって雰囲気を作りたい。とは2人ともが思っていた事だった。


「 おぉ~! スゲ~~! 」


切り立った崖の上から2人で、波が当たり大きく跳ね上げる光景を見ていた。


「 これ・・・。落ちたら、絶対死ぬよな。 」

「 だよな~。 でもその想像、敦賀くんらしからぬ・・・
  メロドラマかってーの。 おい。 」


帰りに寄ったこの岬からは・・・

2人とも、大きく広がる光景に心癒され、そして英気を養うほどのパワーを貰ったようだと感じていた。


「 まぁ、確かに。昼メロって、出た事ないかも。 」

「 んだろ~。俺だって無いよ。 」


なんかさ、撮り方が尋常じゃなく順を追ってない飛び飛びだって、スタイリストさんとかからさ・・・
おー、俺も聞いたことある。めっちゃ急ぐらしいな・・・


歩き出しながらそんな会話をして、帰りかけた。

足元はジャリジャリの岩場をホイっと貴島くんと飛んでいた。


_____ 危ないから~!蓮。
_____ 貴島く~ん。絶対、気をつけて!!


と・・・社さんとメタボの貴島くんのマネージャーに遠くから叫ばれていた。


「 足元気をつけたほうがいいよ。・・・絶対に。 」

「 まぁな、こんなんで捻挫とかしたくないよな~。 」


貴島君にかけた言葉には意味がある。



新開監督は・・・

骨折している人でも、正座させる程・・・



お構い無しに自分のペースで撮影を進める、鬼だという事を熟知しています。

・・・はい。






Silhouette Balcony©






「 秀人。蓮。入って。 」


新開監督からの声がかかり、貴島くんとそれぞれ立ち位置に入った。


「 はい。 」
「 はい。 」


声も揃うぐらいの俺達はいつも息が合っているとは思うけれど、好きに成る人までは合わなくてもいいかとは思う。


「 まぁ、この2人ならそれぞれのペースで、
 きちんと状況見て取って演技出来るの知っているから、任せたよ。 」


_____ じぁ、ゲネ兼ねてのリハかも、本番かも・・・




よーい・・・


_________ カチッ 




「 ほら、見て。 」


怜がグラスを持ったまま指していた先には・・・


“ 黄昏 ”


この言葉が良く似合う、赤とオレンジの混じった様な夕焼け空。


・・・思い出す・・・・


何かの懐かしい想いと共に・・・

自分の胸の内に痺れの様にあふれ出す、何か自分には分からないこの気持ち

とても心が優しくなれるこの光景に見とれたまま、怜の傍に近づいて行った。



「 綺麗・・・」

「 だろ・・。 」


________ カチッ


2人でグラスを合わせると、怜はグラスを俺に手渡して、両開きの窓を開けた。



外からの海風が部屋の中に、ヒューっと音を立てて入り込んで来て・・・



怜はその風に向かう様に一歩前に出ると、風に目を背けて髪をかき上げた。

窓際の自分にも、髪が頬を伝い勢いよく撫で、目を瞑った ____________ . . .






_____ カット。


「 2人とも、ちょっとモニター試し見して。 」

「 はい。 」


そう答えを自分はしたものの・・・
一緒に向かった貴島くんは、なにやら腕を組んだまま、渋い顔をしていた。


________ 『 綺麗・・・』
________ 『 だろ・・。 』

________ “ カチッ ”


モニターの中に映る自分たちを見ていると、両手に持ったままだったショットグラスの赤いルイボスティを・・・頂戴。と貴島くんが手を出してきた。



「 どう?自分的に? 」


監督が声をかけて来た言葉には、監督には異論は無い。と云う意味なのだという事は自分たちにもよく分かる。


「 う~~ん・・・」


ショットグラスを手に持ったまま、貴島くんはモニターを見続けていた。
そして自分も見ていたけれど・・・


「 う~~ん・・・」


・・・・だった。



「 何なに? 2人とも。俺はいいと思ったけれど
  そうだな・・・しいて言えば・・・
  夕日の色がまだ、少し早すぎるかな?と思ったぐらいだけど? 」


自分は髪が突然の風で目に入りそうで瞑ったのも、貴島くんは風に髪がブワッと飛んで顔が隠れたのも横を自分が向いちゃったのも、気に食わないらしい。

なにより・・・


「 あのさ、敦賀くんにグラスを渡した自分が気に入らない。 」


ん?そう?と、思っていた。けれど・・・


「 敦賀君の両手が塞がってる・・・この画。 」


貴島くんは、モニターを演技の中の様にグラスを持った手で指差していた。


「 ショットグラスだからさ、なみなみ入ってんじゃん。コレ。 」


目の前にグラスを差し出されて、そのままグイッと一気に飲んでいた。

俺の持っているなみなみ入ったグラスを指差して、飲んじゃった空っぽのグラスを自分の方に向けて、これだとさ・・・こうしてもこうしても、んで、例えばこうでもいいけど・・・といろいろ、色男レクチャー・ポージングを披露してくれる貴島くん。


「 両手でこぼれない様に持っている、敦賀君が格好よくない。 」


( ん~~~、確かにそうかも・・・)

自分ではそんなに気にする事では無いと思っていたけれど、第三者から見たら そう思うのであれば・・と思っていた。


「 じゃぁ、それ変えようか。 」


どうする?と、監督と3人で話し合い始めながら、自分が少し気に入らなかった部分の事にも触れた。


「 監督、この台詞をですね・・・」


なになに?と貴島君も新開監督もモニターと台本を両方見ながらの話し合い。


「 この俺の『 綺麗・・・』と、怜の 『 だろ・・。』を、反対にして・・・
  その後の 『 だから月に一度はここに来るってわけか。』 というのが
  心の癒しがほしくて、ここにこの景色を見に来る。というのに、見ている人には
  怜が勧めている景色として繋がり易いと思うのですが、どうですか? 」


「 うん。そうかも。敦賀くんの言ってる方に変えてみようか? 」


じゃぁ、貴島君から、ほら見てみろ。みたいな感じで言って・・・
俺は、本当だな。とかにして・・・

うん、うん・・で、グラスはそれぞれ持つことで、それで・・・

・・あぁ、じゃぁ別々にバルコニーに出ようか?
・・・うん、その方がいいか・・



もう一度2人で演技を合わせあっていると、傍にいた監督の背後に助監督が近づいて来て


_____ そろそろ、夕日の色、いいんじゃないですか?


3人で窓の方に向くと、ものすごく綺麗な水平線間近の夕暮れの時がやって来ていた。



「 おっし。 じゃぁ、秀人も蓮も、一発で。
  お前たちが自分で気に入らなくても、今度は止めないからな。 」


んじゃ、よろしく~





・・・・・その本番は、もちろん1発で。


俺達も演技を止める事も、途中で役が抜ける事も無く、モニターの中には

貴島秀人も、敦賀蓮も居なくて・・・




そこには・・



鳴海怜 と 鳴良剣



この2人が、モニターの中で生きていた ___________




「 よし。 」


貴島君の言ったモニターの前。

自分ももちろん・・・




貴島君との演技、初日。

これから続く、撮影は本当に楽しみだ。





            _____ にゃん。



           Suzu in Act after shooting with©





_____ にゃお~ん・・・


「 鈴・・」


自分の足元に鈴ちゃんが、ごろ~ん。にゃぁごぉぉ~~~と言いながら擦り寄っていた。


「 あぁ、鈴ぅぅ~~!」


貴島君は、お~、なんだろ。この可愛いさったら。と言いながら膝を折って見ていた。

こらこら、毛が付いたらだめだってば。とトレーナーの方が抱き上げて連れて行ってしまった。
この撮影合間に鈴ちゃんが帰ってきたと云う事は・・・と・・・

鈴ちゃんが来た方に目をやると・・・


そこには、天女さまではない・・・

もう今日の撮影が終わった、最上キョーコがそこに居て、こちらに頭を下げていた。



「 あぁ、京子ちゃんお疲れ。 」



貴島くんが言葉を掛けたけれど、なにがしか・・・

“ 素 ”の、最上さんには興味の無い様な返事。・・・だと、思っていた。


貴島君の彼女に向けた笑顔は

天女さまの時は・・・

もう少し、優しい笑顔だったと、自分には思えていた。



この気持ちが、変わってくれるなと・・・ただその貴島君の笑顔には負けない様に


自分は心からの優しい笑顔を彼女に向けた。



もちろんそれは・・・



鈴ちゃんにも、向けない様な . . . . . . .









Back Stage From Act 4  『 予感 』 より


Scene - Before Shooting of two guys 'Hideto Kijima & Ren Tsuruga '

........... And

Scene - 鳴海家の客室居間・バルコニー







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Back Stage From Act 4 -1 は、他のシーンにあります。
どうぞ、お読みで無い方は、もう一度探してください。



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