mimi's world * HOPE and DESIRE

_______ BE-lie-VE * be-LIE ve * believe...the SHAMs for heart healing * mimi's world-7 _______

Myth. BLUE BELL - Last Act 1.1-  

 .



Myth. BLUE BELL ‐ Last Act ∽





風と共に音を響かせる その場所


底辺 0 れいからの冷たい風

天辺 てっぺんからの冷たい風



りょう ほうが

りょうほうとも



そこでいきるのは 大変で

底で生きるのは たいへんで



このこころのなかに鳴りひびく すずのねが

俺に教えてくれている様な



父から受け継いだ 直感が 

父から伝えられた 密文が


それは胸の内に・・・


しんぎ より すきなことしたい
 
りょうへ 





          貴方さま


                                                 ここ        

               お知り                                 に

         なられて

                                                     います


                                              よ・・・




影の裏からの言葉が胸の内に刺さる様に

灯りを灯し

父から貰った直感は、感情から溢れ出るもので


_____ もう・・ いいかい・・・――――





信義より 真偽より 

好きな事したい 

好きな子としたい 


その同じ思いに・・・・・




好きな事したい 怜へ




_____ まぁだ・・ だよ・・・――――






mimi's image music * In a time lapse Experience



mimi's Image Music * Circles Experience




もう一度戻ることが出来るんだろうか


古が風と共に運び続ける、竜胆の香り・・・

古くから風が運び続けた、鈴仝の香り・・・


鈴が鳴る その岬の音を

鳴らす・・・ 


・・・林〃の風・・・


全ての りんどう に・・・・



りんどうの香りに抱かれた林道の奥に住まうものが、教えてくれている。

心が知っているって・・・

感情が心を震わせて、頭の中に言葉として浮かばされるもの

父から貰った直感は、自分を導いてくれるだろう・・・・



RINDOHを創った



鈴の音を響かせた



常識に囚われる事無く



光の色を変えて



触ることの出来ない輝きを



掌中で包む



乾杯には、沈黙を・・・



鎮魂の呼び鈴は・・・・



鳴らす・・・




心の静寂に、沈黙の呼び鈴を・・・・

無音のままに響かせて

_____ とぉりゃんせ・・・


くるくる回る走馬灯の、彩とりどりの影が映し出す様に

昔仝の想いに戻り、懐かしさを幾千代の彼方に焦想すれば

蘇る心の繭を孵化させて、想いを馳せた天空の彼方に熾煙の揺らめく先


_____ とぉりゃんせ・・・―――

昔仝の想いに囚われ

今昔の思いに焦がれ



浮かぶ 霞の中に・・・・

_____ ここは、どぉこの・・・―――


真偽より 信義より


剣 

Sent from my true faith

自分の心の信義から 怜へ





赤も青も

紅に蒼に



光の色を変える炎は、

この胸の内に・・・




りんどうに抱かれた 

影の裏の見えない陰





透き通った 鈴鳴り岬の空気に、風に・・・

透明な心の中のまま 生きる神祇に

透き通った 鈴鳴り岬の空気や、風の様に・・・

透明な心のままに 生きる心誼に

透明に透き通らされた 我が胸の内に ・・・・・





光の色を変える炎


この胸の内に


全てのりんどうに


創られた感情は


誰も障れない








 __________ ごようのないもの とぉさせぬ ・・・・―――







うふふ・・・・


・・・くすくす・・・・




きゃはははははは―――・・・・










Myth. BLUE BELL

― 鈴鳴り岬の向こう ―

Last Act



『 ∽ 』

相似 








mimi's image music * Experience


________ 満月の夜 昨夜の起こり



             西に月が帰る時の間までに       .

             霞掛かる時の間             .

             一日が終わった、霞ヶ関の灯りが消えて

             闇の中に浮かぶ様に、ただ1つだけ浮かぶ・・・・



    ライトアップされた国会議事堂の前を通り過ぎて、山延の居る病院から、会合に向かった。






    そして、朝・・・

    朝靄の掛かる時



          「 おはよ~。剣 」

          「 怜、夕べはお疲れ。 」



    鈴鳴り岬に、もう一度行く用のある俺は

    東京に帰る予定ではなかった怜に、夕べ・・・


          『 なんだ、じゃぁ朝、
            迎えに行ってやるよ。 』


    また、うちに泊まればいい。と言ってくれた怜から続いた言葉は、その通りだと思いながら


          『 早くプロジェクトを進めて
            ホテルなんてたくさん建てればいい 』


    それまで、うちをホテル代わりにしてくれて、全く構わないぞ。と言ってくれた怜。


          『 ・・・・・って
             ・・ ゆうか・・? 』


    怜は首をかしげながら、俺の顔を覗き込んでいた。

それには・・・



         『 さぁ・・?
            ・・どうだろ?』


    同じ様に首を傾げて、微笑み返した。

でも・・・


    視線だけは、怜のとある部分を見ていた、自分だった。








満月の形が、ゆがみ始めたその夜から・・・




__________ 翌朝・・・



まだ夜も明けない内に、薄明るく世界の色を灯し出し始めた、鈴鳴り岬を歩いていた。

日の出まで後もう少しという時間。

りんどうの咲く森の方
高い山の向こうの朝日は、闇に包まれて見えなかった山の形を映し出し、
あの山の向こうからこちらを見たら、こちら側は影の中なのだと思いながら、月食の月の裏側を考えていた。

大きな門の横・・・

ライトアップされた植樹の横を通り、木陰に成っている通用門から散歩に出た。

所々に這いえている自然の野が造った光景の中、ひんやりとした空気に包まれて、朝露の輝きだす前の
この時間・・・・



スゥ ―――・・・


大きくひんやりとした空気を、胸の中一杯に広げたら

自分の心の中まで、ひんやりと冷やされる様で、でも・・・

頭の中は、目が一気に覚めたように

パッと目を開いて、見詰めたその先を真っ直ぐ歩き始めた。



りんどうの香りなく、海から吹き上げる冷たい風は、木の葉を揺らし
夜の間に木の葉の上に寄り集まった朝露が、自分の頬を濡らした。

時が刻々と動いていると思った、朝日の上昇を知らせる様で・・・

木の葉に溜まった朝露は、時間と共に輝きながら、海からの冷たい風と共に、自分の下に降り注いできた。



頬を濡らす朝露に 星が降る情景を重ねて想い・・・

その想いに、この胸を焦がされると

冷たく冷やされた朝の空気で一杯の胸の内には


海の潮の香りに緑の清々しい透き通った空気の中で・・・



・・もし・・・・
 ここに来ていたとしたら・・・


・・と ・・・


なぜか懐かしいと記憶している感情が、湧きあがって

もう一度最初に訪れた時のように、心が震えだした。


心を震わせる感情は、すっきりとした頭の中に・・
言葉として浮かばなくとも



なぜか・・・

彩となって、頭の中に思い浮かび


目を瞑ると・・・

心の中に、相対する彩を感じる



でもこの場所に見覚えが無いと、初めて来た時に思った。
今は、数日前のそれすらも・・・


ふふっ・・・


 なんだか、懐かしい・・・ ________



山の向こうに朝日が昇り、鈴鳴り岬の平原まで続く光景を、明るく照らし出した先に
まだライトを同じ間隔にチカチカ回す、灯台が見えていた。

灯台の光は、朝日の中にもまだよく見えていた。

振り返ると、灯台の光を反射させる、父の残した建て掛けの鉄骨が見える。
森は、紅葉が赤く、黄葉が黄昏に、目に見える色を纏っていたけれど、朝の清々しい空気の中では夕日の様に燃えている様には見えなかった。


瞬きをして、頬にかかった朝露を指で拭い、濡れた指先を、擦り合わせて見詰めていた。
ごくっとそのまま息を飲み、その手を震えるほど強く握り締めた自分。


無意識に目を瞑り、大きく息を吸い込んでいて

脳裏に浮かぶのは紅の色・・・

でも、心の中には・・・ 蒼い感情が、音を立てて揺らめいていた。


握り締めた拳を口元にあて、ふっと短く息を吐くと共に、灯台の方に目を開き、そちらの方に踏み出した。



その時、見上げた空に・・・

手を開くと

手の平に、輝きながら落ちてきた朝露。

手の平の中で伝い落ちる朝露を見て・・・

自分の手の中で光を受ける事無く、輝きを失った黄葉からの水滴は、透き通った透明で

見上げた いちょうの大樹に、両手を差し出していた。



見上げた空は・・・

夜の闇から、蒼紫色に変わる空

夜明けの蒼は、赤く染められては無くて

朝焼けの当たった飛行機雲が1本、その空に走っている。

朝日の昇る森の上に続く、その線を目で追って、広げた両手を胸に付けた。



その飛行機雲の下に広がる 鬱蒼と生い茂った森


朝焼けに染まる飛行機雲を境に、父の残した遺物の森と、創造を生み出す鐸杜の森と分けている様で
飛行機雲の真下には、りんどうの蒼い花が群生して咲く場所が広がっている。

そちらの方に向かって歩こうと思ったけれど・・・

その時、灯台の明かりが消えた _________ . . .




Myth. BLUE BELL -Last Act3.1 -




灯台の方に向かって歩き出すと、ゴツゴツとした岩場の先に人影が見えた。


・・・女の人?


潮風が海から吹き上げる一番風の強いその場所で、岩の上に座っている。
長い黒髪が潮風に吹かれて、片手で髪を押さえていた。



「 ・・お~・・ぃ・・・ 」


その人との距離に、風の音によく聞こえなかったけれど、下を覗き込んで叫んでいるから、誰かが居るのだろうと思っていた。

その女の人は、長い黒髪を一つに纏め片肩に掛けた時・・・


その人を何気なく見ていたけれど、潮風に目を瞑り、風を避けようと顔を横に向けた。

岩場よりも灯台の手前で止まった場所で、自分も髪をかき上げると、岩場の下から人の頭が登ってくるのが見えた。
どんどん登って来るその頭よりも先に、穂先の細い釣竿があった。

干潮の終わった時間に波が戻ってくるのだろう。


釣りを終えて登ってきた人影の顔が現れて・・・

自分の目を疑う光景にその場から動けなくなって、髪をかき上げた手すらそのまま、見詰めてしまっていた。


上半身が現れたその人は、片手にバケツを持っていた。

そして、崖の上で待っていた長い黒髪の女の人・・・

バケツの中を覗き、釣りをしていた男の人に微笑んでいる。




頭に当てていた手を思わず口に当て、何度瞬きしてみても・・・


そこに居る、年配の男の人と、若い女性


息をするのも忘れるほど、その2人を見入っていた。





________ カンッ・・ カンッ・・ コツ・ コツ・ コツ・・・


鉄骨の上を歩く足音の中に、病院の廊下で聞いた靴音と同じ音がして

岩場横の灯台に目を向けた。

朝焼けに錆びたドアが開いているのが見えた、そのドアの影から



_______ チリ・・・ チリ・・ チリ・ チリチリ


波の音に負けないぐらい、鈴の音が・・・
灯台の中に響いているのが、足音と共に聞こえて


その音に気付いた様に、岩場の2人は灯台の方に歩いて行く。

バケツを持っている男の人に手を伸ばした女の人は、そのバケツの持ち手を一緒に掴み持ち上げた。

そしてその女の人は、灯台の中に居る人に、灯台の台座の下から大きな声で話しかけた。




「 りょう・・・ 

  見て~、お父さんがね・・・・ 」




なにが何だか分からない光景に、胸がドキドキしていて、言葉を失う それは・・・

頭の中に何も言葉が思い浮かばない程、頭の中が混乱させられていた。



ただ目の前にいるその男女に、見覚えなんて云うものじゃない・・・

いつも見慣れているその男女。


そして、 

    “ りょう ”   


        ・・・・って、呼んだ、その声に _________




________ カツ カツ カツ ・・・・・・ 
                   バタン。


カチッ・・・



        「 フ ――・・・ 」


      チリ・・
      チリ・・・
      チリ・・
 



開いた灯台のドアの影で、一筋の煙が一瞬だけ立ち上った。

その煙の中に、微かに鳴る鈴の音が聞こえ現れた人と
その目の前に居る人物が、何故そこに居るのか分からなく・・・

でも・・・・



    “ お父さん ”




そう確かに、聞き覚えのある声が、叫んでいたのを聞いていた。



「 あぁ? なんだよ? 」


不機嫌そうなその声に、微かに音を立てていた鈴を握り締めていた。

その灯台の中から現れたのは、 鐸杜 領 だった。


俺に贈ったのは、箱を開けても何も書かれていない錫で出来た銀杏。

その銀杏の名刺には、彼自らが光で名を宙に浮かばせて・・・

自分の名前を りょう だと

印刷ミスなどあるはず無い、作者本人しか創れない物に、彼本人が記していた。


光に浮かぶ、幻として・・・

見る事の出来る条件を満たした時にだけ現れる、名前 “ 領 ”



彼が目の前に居るのは、幻ではなくて

鐸杜に話しかけた、その男女の方が、幻の様だった。





昨日、親友の怜の車で、一緒にここまで連れてきてもらっていた時、怜の車を運転していたのは、長いドライブだからか彼女ではなかった。


でも、年配の男の人との関係は、東京に居る時に知っていた。




釣りをしていた、男の人は・・・


  鳴海怜の父親  鳴海代議士 


                  ・・・で
 





「 お前・・ 
  お腹の子 大事にしろよ。 」


「 はいはい、分かってるって。
  だから下に行かなかったじゃない。 」



タバコを点け一口だけ吸い、鐸杜が話しかけているのは、鳴海代議士の元事務所受付嬢。

そして今は・・・

鳴海怜の秘書で、愛人


   “ 沙夜 ”





怜の秘書が横にいる釣竿を持っている人を、確かに・・・


  “ お父さん ” って・・・


そう言ったのは空耳だったのか、少し遠い場所の、俺の聞き間違いなのか? 



彼女のお父さんが、代議士だったら、



えっ・・・


  ・・・ 怜と兄妹 だろ ________ . . .




怜と同じ様に代議士に愛人が居て、妾腹の子だとしても・・・

秘書は・・ それでも異母兄妹



怜が秘書を呼ぶ時も、代議士が事務所で彼女を呼んでいた時も下の名前だけだった。

怜の秘書の苗字を知らない俺は、音を立てずに、傍のいちょうの大樹に寄り掛かっていた。



鐸杜の彼女・・・

・・・なのか?



そう思いながら・・・・


妊娠していると言ったばかりの言葉に、鐸杜は一口だけでタバコの火を消していた。
それが、父親は鐸杜だと思って・・・


でも・・・

彼女は、怜の愛人で 怜の秘書で、東京で忙しい日々を送っているはず。

紅葉の舞い散る森の中で、ガゼボから出た時・・・


  『  沙夜 今、行く ・・・ 』


確かに電話でそう言った、鐸杜 __________




東京まで、バイクで駆けつけるのは・・・
自分の会社に届けられたバイク便を思えば、できない事は無いとも考えた。


いちょうの大樹の上から朝日が射して来て、木漏れ日を作り始めていた。

目の前をいちょうの葉が はらはらと落ちてきて、朝靄の中に霞んで見える3人を、見え隠れさせながら・・・ 
それでも、息を止めて3人を見詰めたままで居た。


代議士が・・・


「 ほら、りょう。
  見ろ・・・ コレ 」


そう言って、釣れた魚が入っている、バケツを差し出した。


「 お兄ちゃん・・ これ、すごくない?
  お父さんが、全部釣ったのを見ていたわ 」


怜の秘書が、代議士の持っているバケツの横をパシッと叩いて、鐸杜に微笑みかけている。

そして・・・



  “ お兄ちゃん ”



確かに、怜の秘書が鐸杜の事を、そう呼んだと・・・

ゴクッと息を飲んでいた。



怜と鐸杜領は、兄弟なのか・・・・・


怜に、肖像画の事を聞いた時、確かに怜は ________




  『 鳴海の家系は、先祖代々 令 の字がどこかに付けられて・・・』





そう教えてくれた事 _______ . . .


あの直ぐ後に・・・




  『 フッ・・ 息子には もちろん・・ 付けてるよ _______ 』




そう鼻で笑った事も・・・



ただ、酒に酔っていただけじゃない事ぐらい、あんな量で酔うほど、怜は弱くないと知っていた自分。

怜は・・・

あの時・・・

鳴海の家系にと、言っていたはずだった。
それには怜も 息子 という意味では、鐸杜領の事を言っていたと・・・

親友に嘘を吐いている訳ではないとは、思えたけれど



鐸杜 領 と、名乗る彼が、 鳴海 怜 の兄弟なのだとしたら

怜の秘書 沙夜 は・・・

鳴海 怜 の 妹だと・・・・・




“ お兄ちゃん ”  そう呼んだ沙夜



鳴海怜も、鐸杜領も、沙夜にとって兄だったら・・・

どちらの彼女であっても

兄妹 の 近親相姦で身籠った子 _______




いくら、血を濃く残そうとする、代議士の公家の家系も夫人の華族の家系も

昔々の天皇家や王族の様に・・・

父と兄との間の子を産む、紀元前のプトレマイオス朝じゃあるまいし・・・

現代の日本で、あり得ないと・・・

・・・ 自分の親友に思っていた。





________ チリ・チリ・チリ・チリ チリ・・・・





「 まぁな、スゲーとは、思うけど・・・ 」


バケツの中を覗いている鐸杜が、手に持っている鈴を振り回していた。


「 金の有り余った暇なオヤジに用は無い。
  オレの方が、お前より忙しいんだ。 」


そう、代議士に鐸杜が言い放つと・・


「 まぁな・・・ 」


鐸杜と同じ言葉を同じ口調の代議士が、優しい声で・・・
東京では見せる事のない、柔らかい笑顔を向け返事をしていた。

その面影に・・・・



________ コツ コツ コツ


灯台の階段の数段上からバケツを覗いていた鐸杜。
その数段を降りる足音が、朝の静けさの中に響いていた。

鐸杜がバイクにまたがると、ハンドルに掛けていたヘルメットを取り上げながら、もう一度代議士と怜の秘書の方に振り返った。


それが・・・


頭をもっと、混乱させ


________ コツ・・ コツ・・ コツン



「 同じ鐸杜家の者でも、オレとお前との繋がりは、何も無い。 」


________ ブルン ブ・・ブ・・・


キーを差し込んでエンジンをかけた鐸杜がそう言ったのは、縁を切ったと云う事かと咄嗟に思い浮かんだけれど・・・

バイクのエンジンを掛け、ヘルメットを付けた鐸杜の背中に
大きなエンジン音に負けない様に、そしてヘルメットの中に聞こえる様に・・・


代議士の 選挙演説 の時のような・・・


大きな張りのある声が・・・・




「 まぁ、そうだな。

  沙夜は血の繋がった娘でも・・・

  お前は、私の息子じゃないしな 」




それは・・・


離れた自分に 確実に  聞こえていた ________





________ バォン ・ バ・バ―――・・・・


鐸杜のバイクのエンジン音と

その反対側に秘書と代議士も背を向けて



小さく成っていくのを・・・・・









「 おい、剣・・・・ 」







後ろから掛けられたその声に振り返った。



「 お前・・ 何、見た? 」



「 ・・・怜 」






灯台に 近寄るなって、 言ったよな __________






朝靄の 霞の中に見た  幻  だと・・・





光の中に、自分を幻として浮かばせる神業を鍛錬した人物が

森の樹々の上に顔を出した朝日は、白い朝靄のかかる森の空気を白金に輝かせて
真っ白い光の中にまたその姿を浮かばせたまま・・・




風に乗せたタバコの香りが、自分の元に届いて・・・




蒼い光だけで、自分の名を空気の中に浮かばせた


令 のついた領は・・・




 『 コレだけは無くせないんだよ・・・ 』




森の樹々の上に顔を出した朝日の眩しい光の中に吸い込まれる様に





__________ チリ・・・ チリ・・・ チリ・・・



無くせないその鈴の音を・・・

俺の頭の中に残したまま、消えた ____________




Myth. BLUE BELL - Act ∽ 相似 Second half





代議士は、東京にいるはずだった。

それは怜から伝えられなくても、次期選挙も近くなったこの時期。
街頭演説が報じられるテレビニュースの中に映っていた。

レンガ造りの駅前で、今期初の街頭演説と報じられるその代議士の姿は、次期首相候補者として数名の選挙活動が報じられる一部の中に入っていた。


怜の姿がテレビの中に映っていないのは・・・・








      ________ チリン・・・ チリン・・・ チリン・・・
 








.................... To Myth. BLUE BELL - Last Act 1.2 相似 







☆ こちらの作品は、2015/04/07 にUPしましたが、作品を一箇所に纏める為に日付をずらしました ☆



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mimi's world from Ren Tsuruga and Chuehonn Hizuri
Love Letter from RT and CH

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