mimi's world * HOPE and DESIRE

_______ BE-lie-VE * be-LIE ve * believe...the SHAMs for heart healing * mimi's world-7 _______


牢屋の鍵を見せられたのは、夫が最後だった。



セフレな関係を皆知っている・・・

この関係になって誰もが、私に嫌になって欲しかった _______ . . .
NEED INDEX........ ?

Blue Marble * INDEX 目次へ






あぁ~~~・・・

結婚するのか~~ぁぁぁ~~~




『 誰~~~ 』



誰に対しても全く想像できない、夫婦生活。

その前に死ぬかも・・・ 

神経異常に髪も抜けたり、内臓マンネリ異常に病気。
死後硬直の死体のほうがまだいいかも?あれよ、Twin Peaksのビニールシート死体花束、いいんじゃね?
ぎゃははは~!って回し見してんので、誰もが笑って言ってくれる・・・
尋常じゃない滝の如し冷や汗と、涙と鼻水ヨダレに嘔吐まじりも垂れ出て、下から失禁お腹のものも出てしまう。
すべての力が抜ける アナフィラキシーか脱水症状か?

膨張腫れがなければ脱水ね。

なんて・・・ 意識不明のレスキューまで、生理塩水か抗ヒスタミンか判断できる程。

基本的に皆、同じ事を言う状態は・・・
あれ?どこ行った?ってな、横にいたのに突如消える。

消えんな、んで唸れ! 消える前にどこでもいいから俺を掴んで! 消えずにその場で我慢して倒れろ! とな言葉は違うが、無言で忽然と消える状態。
これは薄ら意識で覚えてる・・・
気持ち悪い、吐きそう。呼吸が荒くなって、心臓が尋常じゃない速さに、頭がガンガン、もう口いっぱい。言える訳ない息ができない、考えられない無まであと少し状態。
音もどんどん遠ざかり、目の前が霞んで、どんどん視野が真ん中だけになって行き、見えなくなったら意識不明。


あれ?どこ行った?と思ったら、基本的に20歩圏内に必ず倒れているらしいが・・・

まぁそれも、頚椎椎間板ヘルニアに、そんじょそこらのヨガをかじっただけのインストラクターなんかに負けるはずなし、劣るはずなしな、ネパールの山奥に暮らすヨガ仙人波並みの私の柔軟性。

腰の背骨、腰椎5つ過度な鍛え方に角の骨は欠けて人体に浮いている。
胸椎3つも同じで肺に刺さるかどうかのアバラも持ちで、呼吸困難に突如やら・・・

もつれて転ぶ無意識状態。 無呼吸付きも時にある状態。

トイレ前もう少し。および、人に見えない外柱影もう少し。など
慣れてきたら、あ~今回も惜しいが、そこで良かった。見つかった。と思うらしい。
時にトイレ入り口が騒がしく急いでいけば、女性トイレでもレスキューにがっつり入ってくる。

公衆トイレに関わらずタイルの上で抱きかかえて、動かさない様にそっと寝かし、上から全身で全身を覆いつくして抱きしめてくれるのだが、バリッと胸を開けるか下から手を入れブラを緩めて心音が早いままかの確認に耳を付けたり唇の皮膚で動きを確認。 
周りに人がいればぎゃ~っともちろん騒がれるらしいが、本物レスキュー要までマジ呼ばないで、お願い騒がないでっ!と言いながら呼吸の有無を確認し、カバンの中から薬を、どっちだ?と顔の腫れを見ながら判断するらしい。

白血球の異常過多やら脂肪が少ないので、ぶつけてないか頭に体をくまなく見て、痣がないかの確認もお忘れなくに、痒みのある場合私は勝手に引っ掻いているらしいが、長いネイルでお構いなしの皮膚が剥がれて~の・・・
一度だけ学校で倒れた時は、保健のナースがぎょっとした、筋肉が皮膚が両手の爪の中に残ったままの数箇所皮膚が抉り取られている状態だったらしい。

それ以上ではないとほっともし・・・
どんどこ血液が体内で漏れる痣判断やら、片手で止血しながら薬量をどうしようと・・・

何も体から出ない時は、低血糖の貧血、よし。とガッツポーズをするらしく・・・

フルーツ果汁が一般的でも、私にとっちゃアナフィラキシーが起こって悪化ってなのも知り尽くし、キャンディや砂糖の入った飲み物を無理に口にふくみまして・・・
脱水の場合は飲ますか、打つか、どうしよか~~・・・ 

悩みながらMouth to Mouth 首を持ち上げ鼻にいかぬよう頭も同時に上手に傾け、気道に入らぬように背中の後ろに手の平当てて持ち上げつつの、しょっぱい液体流し込む。


ゾンビのほうが絶対綺麗だろって思える、そ~んな状態の私をみんな見てるくせに・・・


 息できる?聞こえるか? 

 心音が正確に落ちつたね。 

 鼻でも息し出したし。


そんな声もオボロゲながら・・・

必ず抱きしめ、よしよし、ちゅっちゅで、片膝ついた王子座り。
膝に寄り掛からせて、胸の中で起こしてくれる。

“ 王子のキスで目覚めやがれ!” 

とは、皆 思っているらしき・・・ 私、メルヘン国のバレリーナ兼 シュールメルヘン監督。
このやろ~っ!ってな言葉は、幼馴染しか思わないだろう。

初体験のかなりの血まみれに、おい大丈夫?止まるもんなの? 痛過ぎて、わかんな~ぃぃ・・・で、昏睡に。
お互い分からぬ血まみれに、いっちゃったってな訳でもないのは、リハーサル?ってな思いがあって、違うお姉さんで3日前にどきどきドキドキ経験済み。
処女とは初めての度合いが解らず、入ってる?入ってる?って心配そうに何度も聞かれつつ、よく解らな~いぃ・・で、大きな違和感にいいも悪いも?のまま、奥まできっと入らなくて入らなくて困った幼馴染。
騎上位で体重をかけた瞬間の、あ、入った・・ その案著と痛みに幼馴染の胸に倒れ・・・

このまま死んだらどぉしよ~お・・・と、抜いていいのか?要止血?いれたまま?どうしたらいいんだ?このやろ~っ起きろ~!って、幼馴染が一人でかなり焦った15の冬。ま、そんな正月もあったなとは置いて・・・


温めているのか、震えを押さえつけているのか、意識なく倒れているので知らんけど。

臭っさ~汚ったね~って自分で思うが、彼らもそのまま、いろんな私の体液塗れになって抱きしめてくれている。

はっきり言うと、うん様おしっ様の下から ゲロンな妖怪 涙にヨ~ダ、それと知らん液体の黄色に緑に、赤茶色 海老茶とだけは言わないで置く なんだ?って数種の体液。

が・・ 人間って面白い具合に... 上下全身ドドメ色も限界な7色まみれ。


めちゃめちゃ、心配しての蒼白&安著のほっ の汗だく顔に、ありゃ?っとな・・・。
喉に手を入れ、チューブ入れ、首の角度もばっちりと人工呼吸まで出来る彼ら・・・

心臓ショックに至っては、ま~だ、ないのか あったのか?
こ~んな対処経験が、数回ずつあるのは・・・

この3人のみ。

それを考えたら、プロポーズを受けるべきは、ギャグにして笑ってくれるこの3人かと絞ってみるも・・・



あぁぁぁ~~~・・・・

結婚か~~~



『 マジ、嫌~~! 』



なんだな。



私も忘れないだろう、恋したのは、初体験の幼馴染に・・・

唯一人だけ、お兄ちゃんって私が素直に呼べる同似の彼に・・・

母同士が仲がよく、お嫁に頂戴ってあっちのお母さんも言っちゃう、私が子分って親分に・・・





運命 って言葉にしたら  ・・・運はあるのかと思う ________






真夏の夜の夢



真夏の世の夢だろう



その真夜中を過ぎた時間に掛かったままの魔法の様な



シンデレラの アンへ・・・



Far away beyond . . .most beautiful in the BLUE MARBLE -YAX

10-1/2

Mid Night Dream * DIeCE.0.5






私も忘れないだろう、恋したのは、初体験の幼馴染に・・・

唯一人だけ、お兄ちゃんって私が素直に呼べる同似の彼に・・・

私の事を、子分 って思い呼んでいた親分に・・・



 ただの人命救助心。


そう言っちゃってもいいんだろか・・・

いろんな事を思い出す。

正義感だけでの行動なら、私じゃなくてもするだろう。
絶対するっ!の彼らには・・・ そう考えを変えてみるも、自分が今後倒れた時も、この様にきちんと対応してくれる人を選んだほうが、身の為かと。


えぇえっっと・・・
それぞれと付き合っていた時期、でもないか・・・ そうだかな・・・
う~~む。 まぁ、思い出せないからいいとして・・・

思い出せる範囲でのオボロゲの中


私は、数回、幽体離脱かと思える経験をしている。



覚えているのは、駅前の改札を出たところ、駅ビルや隣接デパート前の雑踏の中に立っている。

北口南口東口西口、それぞれの地下鉄路線へ続く・・ ど真ん中に立っているのに、人がたくさん流れる様に歩いていく。 


 私は、どこに行くんだ・・・?


ゆっくり顔を動かして方向を見るけれど
どの電車に乗るのか、どの出口から出て、どこに向かうのか・・・

考えていた・・・

デパートの横を人並みにそって進むと、駅前に出るロータリーに続く大きな階段がある。
人々はエスカレーターの方に流れていく列に、そのまま階段に進むばらばらの動きに分かれる場所。

階段の下を見ると、デパート入り口に待ち合わせで待っている人々・・・
ガラス張りのアイスクリーム屋さんに人も居る。
私が立っている階のガラス張りには、カフェが見え、人がたくさん居る。


 どこに行こう・・・?


どうして、そんな事を考えているんだろう・・・?

学校のある駅・・・ 
階段を下りて右に行ったら、大きなデパートやビル、ホテル前の大通りじゃなく、線路脇の道に入って・・・
地下鉄線の入り口を避け・・・ 住宅街を抜けた方が・・・ 人並みにもまれずに・・・ 

そう考えているけれど

階段の上で一歩出しかけて・・・


 あれ?学校・・・? 

 学校に、行くんじゃない・・・



 ・・どこ・・?・・

そう考えていた。時・・・・



名前を呼ばれた。



ふっと見たのは、階段の下じゃなく、前

大きな階段上の空間からの声に・・・



すっと自分が引き寄せられた。



階段はもう無いのだけれど・・・

大きなホテル・・・

お城の様に豪華な、ベルベットで緋色のドレープが掛かる、ダマスク模様の壁。
高い天井に背中が付いて、私は天井と壁に90度に体を曲げて、くっ付いている。

下に、人だかりが見えていた。


30人はいるだろう・・・ 人垣の真ん中に、私が居た。



 My Sweeeeetっ!
 Almost You coming
 I love you I love you 


担架を構え、蛍光色のラインの入ったレスキュー隊が6人居て
その真ん中に お兄ちゃんが片膝を付き、私を抱きしめて何か囁いている。

その周りにセキュリティが数人、近寄らない様に腕を広げていて・・・

その外側を取り巻く人が、たくさん居て



私がいる?・・・

そう思った時、ひゅっと頭の天辺が力強く引っぱられた。


 お願い、死なないで
 愛してるから、置いてかないで
 目を開けて・・・
 もうすぐ、戻るよね・・・


お兄ちゃんの声に、目を開けたら、今天井から見た光景の真ん中に居た。

私は、ラスベガスのカジノの中。
ブラックジャック中、テーブルに吐きそうになったから、トイレに行こうと立った事を思い出した。

唇を寄せて、頭を撫でながら、抱きしめて、いい子いい子私にしている姿を、上から見ていた。

お兄ちゃんが私を抱きしめて顔を覗き込み心配してくれている顔も、レスキュー隊が私の腕を伸ばし血液検査の注射をしているのも、太ももに抗ヒスタミン注射しているのも、セキュリティのボスが私のパンプスを持って覗き込んでいるのも全部見えていた。




同じ様に・・・



私はロンドンに居る。

ハイドパークの芝生、ケンジントン宮殿は、バッキンガム宮殿の反対。
私が住んでるハイストリート・ケンジントンの駅の方に行こうと、ダイアナ妃が住んでいる宮殿前、ミニバラの生垣が向こうに見える林が見えた。


 どこにいくんだっけ・・・


ナイツブリッジの横から、コーンウェルロードの友達のフラット?

ハイドパーク向こう、アーチスの友達のところ・・・

あれ?私、今ケンジントンに住んでない?・・ 

ハムステッド・・? ハムステッドヒースの丘に・・・


 そうだ

 上半身の無い、腰から下だけの人

 ハムステッドヒースに居るって・・・



そう思いながら、立って行きかう人を見ていた。

その瞬間、声が聞こえた・・・




名前を呼ばれて



そっちに目を向ける間もなく、ひゅっと突然景色が変わった。



 俺を置いて死ぬなら
 一緒に死んでやる・・・

 I love you Baby. . .


私が立っていたのは、黒いすすで覆われたビルとビルの間・・・
5th アべニューとAvenue of Americaに挟まれた、ミッドタウンのストリート脇
人影の無いストリートがひとつだけある。

その真ん中、ビルとビルの間の隙間は、表通りからは見えない場所で
私はそのストリートに立っていた。
右を見ればAvenue of Americaで、ブロードウェイに続く方。人がたくさん歩いていて、左も5th Avenue。

でも目の前・・・

親分はストリートに座り壁に背をつけて、ぐったりした私を、人形の様に胸に抱きしめていた。


 私、ここにいる?・・・


そう思った時、またずるっと引っ張られる様に、引き寄せられた。
気が付いたらその胸の中で・・・


 お帰り 
 ありがと


まどろんだままの私は、重ねられたキスの間

 ここで死ぬんだったら、そうだな・・・

このビルの上から飛び降りるか・・ 胸に抱いて頭を撫でながら、そう呟き、上を見る
ん~・・ ガラスで胸を刺すか・・ 周りを見回し、リサイクル瓶の山を見て視線を止め

 どうして欲しい?・・・ 

私の頭に唇をつけて、静かに囁き聞く彼の姿を、見ていた事を考えていた。

でも、ぐったりした人形の様な私を後ろから抱きしめていた彼は、服の下に手を入れて、人から見えない様に
胸骨の下に指を入れて、心音を確かめながら・・・

 上手・・・
 いいよ・・・
 やめないで・・・

私の心臓が止まらない様に褒め続けていた姿に、戻った時の胸の下の内臓がぐにゅっとする感覚に重なった。



数個のこういった幽体離脱かと思える出来事がある。

何年も行ってない場所の景色・・・

お店が変わったり、何かが建っている場合もある。
自分が居た頃の風景と、違う。

でもそれが、実際変わっている事を、見たりすると・・・

夢じゃなく、幽体離脱で行ってきた。って事かと。


必ず、返ってくる時の共通点があって、声が聞こえる、その声ははっきり怒鳴られる様な大声で、空間から聞こえてきて、聞こえた瞬間、頭からひゅ~~っとぐいっっと強い力、磁力の様にヒュっとくっ付くと言ったらいいか? 引っ張られて自分がいる光景の前か上で自分が見える。

景色は、ものすごくはっきり見えていて、本当にその中に自分が立っている感じ。


自分はこの経験をしている間・・・

抜け殻本体の自分を見ている人が、どう感じているのか知らない。


死ぬ って思えるんだろう・・・



 “ 返ってきて ” 



その言葉は、何度も同じ体験。

何度も抜け殻を抱きしめてきて

返ってきた私を知っているから・・・



これらの体験に・・・


『 全くっ! いなくなる時、俺を掴めと言ってるだろ。 」


だって~、お兄ちゃん 違うテーブルでCrapsしてたじゃないか~っ!


  ま、惜しかった。トイレまであと3mってとこ? 
  ウォーターファウンテンの下に居た。

お兄ちゃんが、私の救助率No.1の体験者である。
もう、5回アナフィラキシーを含め、脱水症状。 貧血手当ては、数知れずしているだろう・・・

病院の部屋で点滴中、ずっと手を握り、同じベッドで横になって話してくれていた。



『 消えずにその場で倒れろって言ってんだろ! 』


すんませ~ん。 もう何も見えないのよ・・・バスのタラップが~~・・・


  バス降りたら居ないから、焦ったけど
  惜しいよな~。マジ。 1ブロック角でお前の部屋なのに。

親分とは学校に居た時、帰宅方面の路線が一緒。
2つ向こうの駅だけの東京。
NewYorkでも偶然、2ブロック先。同じMid Townの中に住んでいた。


私が知らない・・・

 死 ぬ せ と ぎ わ

これ・・・


3人は垣間見ている。

抱きしめて自分の気持ちを話してくれている その姿・・・
幽体離脱から、実は見てた。

・・・なんて、おかしな経験、彼らに話し出してもいいのか?

頭のおかしな奴ちゃな~。相変わらず。と笑ってくれるだろうか?

親分に至っては・・・
セックス中、私が彼をいかせる時と、同じ事を心臓に向かって言ってた。

・・ な~んて、言ったら怒るよな。

私だって、男をいかせる時は、死ぬほど必死。って思ってもらえるといいか?
なんて・・・

が・・ 本当に好きって気持ちを、受け止めてもいいのだろうか・・・


幼馴染は・・

もっとひどい姿の私を見ている。


自分でも思い出せない事と、思い出せる事があるほどの・・・

私は、白血球異常増加、疲労の限界値だった。
貧血の様な症状で倒れた・・・でも、居た所がよくなかった。

幼馴染の一人暮らしの部屋で、物置だった。
でも、その物置はランドリーにも成っている。

ドアを開けたとたん急な真っ暗に、目が回り、頭痛が・・・ってか、ドカンと誰かに殴られているような感覚の今までになかった頭痛が襲い、ふわっと意識がその場で薄れた。

掴まった棚・・・

そこに、ギターの弦や、楽譜たて、それにPCの部品や、考古学に地学をしていた幼馴染は石のサンプルが、ごろごろ置いてあって、前に暗闇に引き込まれる様に倒れると思った私が捕まった棚・・・

何もないと咄嗟に思い 手を出したのに

私が手をついたのは、なんに使うのか・・・

薄い鉄板が一枚棚に沿っておいてあった。

つるっと手が滑ったら・・・ 記憶なし。


でも、そのあと急に、ひゅっと光景が見えた。


私はこの部屋の外に立っていた。

物置の壁の反対側。

隣の部屋の物置の中。

行ける筈無い、隣の人の物置だと、きょろきょろして見ていたのは、2台のチャリ。
幼馴染はチャリは持ってなかった。

 どうして?隣の部屋の物置?


そう、考えて、考えて、考えていた自分。


カチャ って音がして・・・

音がした壁に、顔を向けたら

フッと、向いた壁の向こうに居た。



幼馴染・・・


  お帰り


声が出ていると思えない、自分。
でも、そう話しかけていると思っている。

返事の無い幼馴染に・・・ あれ? と気づいた。

幼馴染が二重ドアの玄関に、玄関ホールの表玄関にいた。
歩きながらもう一つの鍵を選んでいて、俯いて歩いている・・・ その側で見てた。

もう一つの玄関を開けて


『 ただいま 』


幼馴染が言っていた。 その側で・・・ 

  お帰り 
  学校、どうだった?

そう思っているんだけれど・・・

音のしない部屋の中で、幼馴染がフッと走り出し、咄嗟に電話を取り番号を急いで押していた。


_____ P P P 

『 Hello I need amburance right now ! 』


幼馴染が電話で話しながら、部屋中をくんくんしながら、ウロウロしている・・・ それを見ていた。

壁の向こうに消えた幼馴染の姿を離れて見ていたら、ブンって身体が引っ張られて、壁の向こうに消えたはずの幼馴染の真横
自分は壁の向こう移り、幼馴染の真横に立って居た。


そこに・・・


頭から血を流して倒れている自分を、幼馴染と見ていた。

側に、50cm四方の薄い鉄板が、血まみれで軽く曲がって落ちている。

電話を肩で挟んで911の相手としゃべり続ける幼馴染が、そこにある乾燥機から洗濯物を手当たり次第に掴み出し、私の頭を押さえている。

 Beathes are. . . Hundreds. . .
 呼吸は・・・

 Heart beats are. . . one thousand, two thousands. . .
 心音は・・・

 She seems to looks fel down should got shocks by Anemia as Nausea disease

そう電話の向こうに話している幼馴染の声に


  もしもし?
  私・・  

   ・・・居るよ。ここ


私を床で抱きしめる幼馴染の肩を、とんとんって後ろから叩いていて・・・

あれ?手に感触が無い

そう思った時、ギュンって頭を大きな片手が掴み引っ張られる感覚のまま、全身が頭から掃除機に吸い込まれる様に引っ張られた。

その瞬間・・・



『 ・・あたま
  ・いた・・い・・・ 』


頭が・・ 痛い・・・

荒い呼吸のまま、幼馴染に訴えた私。

手を動かすと、頭がガンガンして・・・ 押さえられている洗濯物に手を伸ばしたら、指に触れた布の手触りと・・・

幼馴染にぎゅ――・・って、手を握られる感覚に


『 She is . . . alive 』


生きてるって911コールに伝える涙声と、握られた手も押さえられている手も同時に離れて・・・

幼馴染の走る足音と、鍵を開ける音が聞こえたら、何人か分からない人の足音が聞こえていた。





これらの思い出せる体験

脳内の意識だけでの、夢か幻想だとしたら・・

違うと思える事に、自分の感覚がある。



学校で先生が、テトリスにタブレットに図書館の思考の私たちに、幾つあるか、温度、味、速度、香りと特徴を聞いた事・・・


必ずこれらの体験を思い出すと、それらを共に思い出す私。


カジノの天井に、背中と腰と足の後ろが、壁にぴったりくっ付いているという感覚。
浮遊というより、後ろに引っ張られ吸い込まれるって感じで、そこに壁があるから、突っかかったという背中の硬い感触を思い出せる。


ストリートの脇では、臭いがそのままあった事を思い出せる。
何も身体に触れていたという感触は無く、足って感触も無い。身体って感触も何も無い。
でも、ちょっと酸っぱい様なミョ―なゴミっぽい臭いに、排気の臭いはNYのまま。


幼馴染の部屋では、ものすごく冷たい、寒い空気が冷えているととても感じていた。
壁に幼馴染に触れようとしても、何も触れない貫通みたいな感触を・・・
カジノの天井にくっ付いた時、背中に壁があったけど・・・?と、思い出していた自分を思い出せる。
幼馴染は部屋中に充満していた時間のたった血の臭いで、私を探したと見える。でも私は臭わなかった。


全て違うのは・・・

どうしてだろうと思うけれど _____. . .










運命 って言葉にしたら、命・・・ あるのかと思う 








真夏の夜の夢



真夏の世の夢だろう



夢の中の6人の妖精は



人の感情の種類



妖精 the Fairy # II






Far away beyond . . .most beautiful in the BLUE MARBLE -YAX

Mid Night Dream * DIeCE

10-1.0



YAX


この時は、19の時計の針が 5:1/2 五時半にさしかかる

魔法の11番目 6:1/2 6時半の1時間まで あと1つ・・・ 

その時をマヤカレンダーでは、2月7日から26日を示し

運命の破壊と創造と、Love その含む 19日間・・・






蒼い魔法の星の中で1番... 美しい海の彼方より








『 18を過ぎてもう直ぐ5年

  君と出逢って、7年・・・ 』




NYで・・・ Hommeのショーに駆り出された自分


実は結婚相手として、一番気になっていたのは、こちら。 
彼のお父さんも、私が嫁に来て一人息子の側にいてくれるって思っていた。

私の父母も彼の父もお爺さまも、彼自身も・・・ 結婚相手と思っている。

女っ気のない親分家。
おもいっきり男所帯血族は、お父さんも2兄が上の3兄弟。従兄弟もそれぞれ一人息子の男のみ。
お嫁にこられたおば様方は、離婚か他界されている。
スーパー硬派のご家庭に、たった一人いた女のお母さんは、学校始業参観の時 私の母と仲良くなった。


講堂で英語で話す校長の話を聞いていて、なんのこっちゃか分からぬ母が、隣のおば様に声をかけて聞いたのが、アメリカに数社支社を持つ社長夫人親分の母親で、仲良くなったのが母同士の始まり。
離れていた幼馴染の母親を、親分のお母様に紹介したのがうちの母。

一人息子なんですよ~・・・
うちもです~・・・・ 

なんて、幼馴染は一人息子でも・・・ お父様の3回目の再婚相手の子。
20と10の離れたお兄ちゃんが2人いるが、幼馴染の兄弟は全員、その母親にとって一人息子。
会長である幼馴染のお父様には3人兄弟でも、幼馴染の母には息子は幼馴染だけ。

一人息子で、この先が~・・・ 
あらあら、なんだか似てますね~。 

なんて、幼馴染の母とも親しくなった。


『 お母さん? 』
『 おふくろ? 』
『 Hey Mom ? 』


私と幼馴染が、一緒にいるお母さんにそれぞれ声をかけて寄って行った時、ヘイマム・・・。
 はい?まむだって? なんだって?って声のした方に幼馴染と振り返った。

それが親分だった。

どう考えても日本人のお母さんに、へいまむ?って謎の私。
まぁ、帰国子女も、もりんといる学校だし。と思えばその通りの彼・・・


『 Oh my ガッっ! I found . . . 』


お~まい、が!? ハイデタ・・・ おぉまいゴッドの、ガ発音。
何見つけたの?って思わず日本語で話しかけちゃった、帰国子女男子はどう見ても日本人。


『 You ! 』


ゆ~? 誰さ? 
コイツ?って幼馴染を指差して、俺?知らね~し? って幼馴染が、怪訝な顔をしているところへ・・・

やっだぁ! 母さんもそう思っちゃったっ!

ってな、アメリカ数社の社長夫人が、この帰国男子の肩をばしっと叩き、母息子で いぇ~い!はいほいHey Yo!
ってな掛け声に右手左手上下左右、お互い両手で拳をぶつけ合い、握ったら・・・最後に指を指しあってニッと笑った。

ハイ・ハイ・ハイ・ホイ・・・はい? このノリに、ついて行かねばならぬのか?

そんな私の思考をよそに、うちの母・・・ あら混ぜてっ!なんて、帰国子女男子に教~て貰い、私の母もその気になった。
10代中ほど高校生男子が母の耳元に囁きかける仕草に、どきっとしていた母。

一緒に駅まで帰ろ。って、手を繋いで来た帰国息子。
幼馴染は、お母様をお迎えに来た、父部下の、窓まで真っ黒黒塗り車に乗って行った。

私の手を離さずに、Bye~! I will see ya とぅ~もろ~!って、ニコニコしながら幼馴染にバイバイ向ける彼。
なに線? って親分と話しながらも、後ろの母たちは、会話べらべらダッシュ。
女友達会話に、お互い母は飢えていたのか・・・ お茶でも飲んでく。と二人の母に言われて、あんた達は、どうぞご自由に~!ってめちゃめっちゃ仲良しに腕を組んで、コーヒーお変わり自由ロイホの自動ドアを開けていた。


『 どこ行く? 』


もうすでに友達でしたよ。ってな感覚の学校初日。知り合ってものの1時間ちょいしか経ってないのに、この人はすでに・・・なんか私はお嫁サンバ。


『 どこも行かない。
  私、今日は仕事があるから・・・』


家に帰って着替えたら、今日は2つ回らなきゃいけないから・・・ 

そこまで言ったら、その前に小一時間ほど本が読みたいと思っていたが、時間があるとは言いたくなく
違う線でありますように。と祈っていた。

ガーって音と涼しい風を急に感じて、ふっとロイホの方に目を向けたら・・・

 そうそう、駅前の紀伊国屋でお父さんに頼まれたのと
 デパ地下の、とら屋か風月堂さんで、ご宝前用の・・・

なんて、いらん情報を、母が自分で忘れる前に言付けてきた。


『 Alright ! Mommy 』


ひょっほ~~!ってお返事するは、手を繋ぎっぱで両手をブンっと母に向ける帰国子女。
オ~マイゴッシュっ! This is it あいsooooofel destiney ! 
かな~りめんどうな、バイリンガルは、何線でどこ駅か分かってんだ。ちぇっ、母ちゃんいらん情報を・・・


『 まじ?運命じゃん。 』


その言葉に、やはり同じ線か・・・と思っていたら、じゃレッツラGO。と引っ張られ、ガラガラ車内じゃ、おれ肘掛け側。とさっと角をとり~の座ってポンポン、Honey Come onと横に座れと申す。
座ったら腕を肩に回す程度でなく、ぐいっと頭に巻きつくよ、腕の力で肩に寄せるよ、優しくな。ポニーテールじゃしやすいぜ、おでこも全開、おでこにちゅっ。 ・・・とされていた。

まだ、出会って1時間なんですけど・・・

幼馴染とは初体験済みだし、普通中学に高校でも男の子とキスをした事はあるが、こんなにかっる~く ちゅっとされたのは初だった。しかも電車の中ではしたことない、電車の中で鼻もかめない女子高生に、一般公開デコちゅは顔から火が出る恥ずかしさだった。

母と同じ様に、耳元でしゃべる彼に・・・

 どひゃひゃは~ぁぁ~・・うっける~!
 ぎゃははは~っ! んでね、どわはあはあは~・・・

ひ~、くるひい・・・。

エンターテイナー目指すコメディアンは、アホアホに面白い。
たかだか3駅・・・これまた、普通でも8分なのに、ま~短いこと。

あっ!降りるっ!と閉まりかけるドアの隙間をひゅるっと抜けたら、二人で降りてしまった。


『 家、どこ? 』

『 俺んち? 隣りの隣り。 』


でっかい坂の上を越えたちょっと向こう。って言ったらば・・・
あれ?お爺ちゃん家の反対じゃん。ちょっ~近っ!ってなって、一緒に母から頼まれた買い物をして、家まで送るは男の務めとな、荷物まで持ってくれ・・・いえいえ、家は寺なので・・・ とはあまり、なんだか いつも恥ずかしいのでほぼ言わない実家事情。


『 何で言えないの? 』

俺の実家になるんだぜ。


んな・・ お~いな思考の彼には、私は幼馴染の家が実家になるつもり

“ 付き合ってるよ彼氏あり ”を暴露した。

じゃぁいいよ、私が送ってあげる。ってな私もおかしな子。
定期で入るよ改札に、ちょ~どで 来たぞ シメシメの電車のドアが閉まり掛けるまで、ホームぎりちょんに立っていた。ら・・・・

 お~、なんだ?デートか?

反対側から降りてきた、檀家かなんか人寄せか、そんな周り帰りの叔父に見つかり、髪のじょりっけつるっとな。
坊さん?モンクじゃん?あの寺?と、てらり~を知られてしまった。

しかも地下鉄の暗い地下でも目立つ、色鮮やか白着物に紫袈裟である。

うわっちょ~な感じに、父までが、紫着物に白袈裟だった。



『 漫才師です~。 』


なんてご紹介したい・・・


父に長扇子で頭をパチッっと叩かれて、叔父もカツ!と肩に気合チョップで、なむ~だった。


ホームの端は危ないから、早くしなさい、座禅の無より永眠の無。と父に怒られ・・・

父たちの乗ってきた反対車線待ちだった電車に乗せられて、行ってらっしゃ~いと手を振られドアも閉まるが、この時・・・ 父に渡せばよかった。
日本酒に和菓子。
日本酒が重いの何の一升瓶2本、この男の子から奪っていたのに、父と叔父に渡して行けばこんな事にならなかった。


『 いいよ。車で送ったげる。 』


はい?・・・ 幾つ? How old are you ?って簡単な英語ならすりゃっと出るものの、その他はマダ。
Me? I’m alredy sixteen then…と言われた先が、アヤフヤでも・・・


『 免許取ってから、日本に帰ってきた。 』


ほら。と言って、Californiaの免許と国際免許を出してきた。
ん?んんん? ってな、電車のドア際で立ったまま見た・・・ この時、彼の名前を、初めて知ったのだった。

ぶっ! っと思わず噴出しちゃった・・・

私の祖父がほぼ40年は勤めているだろう、定年まで骨を埋めるぞっ!って言ってる、会社の社長の息子だった。
母方の祖父は、親分のお爺ちゃんと仲がよく、従業員3人から始めた会社のそのうちの3人である。

日本在住の会長が、祖父ちゃんと大親友なあの爺さんか・・・

・・・って、山の頂上でよく会い、井戸端会議を祖父とするジジだと初めて知ったのだった。
んじゃ、もしやもしやで母ってば・・・ 
そんな関係で話が盛り上がったか。 ってな、騒動があったとさ。

彼の一台目は~・・・ どぅるるるるる~~~ジャ~ン!って、ドゥルンドゥルン エンジン軽快重低音。
アルファロメオのパステルブルーのオープンカー。


『 いやぁ~ん。かわいいぃぃ~! 』


目が車LOVEになる。

左ハンドルは、我が家に訪れる、ボルボ製の霊柩車以外見たことなかった。


『 俺、まだ左でしかね・・・
  運転したこと無いんだよ。 』


ちょっと待ってて、制服着替えてくる。って行っちゃったら、お手伝いの執事のオジサンがお茶をジノリのカップで運んできて、こちらで なんて待合みたいなロビーかい?ってな玄関先の応接ソファに、白手袋で案内されて、靴は・・・とモゾモゾするも、靴を履いているお手伝いさん。

白手は霊柩車の運転手以外、ミッキーマウスしか見たこと無いこの私・・・。

ずずっとお茶を頂きつつ、玄関先に飾られた、引き伸ばされた写真を見ていた。
古い写真をきれいにパネルに伸ばされた、2m越えのでかい写真。



・・・ 見たことある。



『 Oh my God~~~っ! 』



初めて叫んだ O~舞がッ! 大理石麗しいぴかぴかの洋館城ロビー いや、玄関先。


私の母が写っている。

若かりし頃の母が写っている。

私の大好きな写真がここにある。



4歳の時にダブルピースを母に向け・・・・・

この妖精になりたい。と言った写真。


母が踊るドンキホーテの夢の場。キューピッドの母。


10人ほどのキューピッドコールドバレエを従えた、ソリストの母。
周りにいる森の妖精たち・・・

この写真は、絵画かと思えるほど幻想的な、プロ舞台カメラマンの写真。

真ん中の妖精とキューピッドの二人の写真は、どう見ても母の方が目を引く180°のアラベスク。
主役の妖精は、立膝で座っているだけ。その肩に手を乗せ、足を後ろに上げるキューピッド。
なんだけれど・・・

私は何も知らない時から、妖精になりたいと母に言った。

森の妖精たちの肩に手を乗せて、パンシェしてゆく振り付けに、音楽も思い浮かぶ。

私は、ドンキなら当たり役って言われるほど、すでにキトリもキューピッドも踊っていた。
コンクールはだいたいキトリのバリエーション2種。賞を取れなかった事は無い程の当たり役。

国際コンクールでももちろんの、アワードを頂き・・・
ついチョイ前の普通高校時に、パリにニューヨークに連れ去られて踊ってきた人だった。


『 なに?どした~ぁ!? 』


でかい声が螺旋階段のほうから聞こえてくりゃ、シンデレラの王子の城の様な階段を・・・
ファンキーな奴が下りてきた。

ラジカセは肩に担いでないが・・・
フードを被りダメージジーンズ。パーカーのポケットに手を入れて、片手はスケボーを持って・・・

・・・やっぱりな。 肩に担いだ。

ひゃっほ~と言いながら、階段の残り3段上から飛び降りて、スケボーで家の中を滑ってきたが、パーカーに両手を入れても、バランス感覚ちょ~ウマシっ!
ギュビっと、大理石の床滑んだろ?ってストップちょいオーバー気味で目の前、ギリギリに止まり


『 どした?・・・ 』


と言うフードを被った顔が、目の前で傾いて、キスされるかと思った。

どきっとしながら背の高い彼の半分隠れた顔の下で、あれってドキドキしながら写真を指そうとしたら、
ん?て・・声とともに、ちゅって唇を重ねられた。

はぁ?いいんだよ、行こ行こ ひぁうぃ~ごぉ~。とパーカーのポケットに両手を入れたまま背中を押されたら、オイ伸びるぞと言わない事無いだろう常人の言葉なんて聞いちゃいない。

エガシラ とか言って、ポッケに入れた手を上下に振りつつ遊びつつ・・・

それより和菓子が くずまんじゅう。さっさとしないと溶けちゃうぞ。とスケボー降りて、腰を抱かれて正面玄関出た。


今のエガちゃん・・・
へそから下も出るほどローライズに、ジーンズのボタン無いのを、Chrome heartsのクロスチェーンで・・・
パーカー裾から見えてたけど・・・

あれ?って思って聞いちゃった。

私も出会ってたかだか3時間。
ま、気にしなそうか?気にするか?
何てったって、16のヤリたいザカリ若気のいたり、私だって興味ある。

抱かれた腰の手つきは、エスコート慣れの帰国子女。

んじゃ気にしないか?と思って、私も気にしない、すでにレースクイーンのバイトまでしたもんだ。
幼馴染も知ってるし、舞台袖での早替えは、男女構わずパンツも無き、素っ裸である。


『 アンダーのゴム見せ しないの? 』


どんなパンツ?って思っただけだけど、もしや穿いてないのか?とも思う。
私の方もレオタード下はノーパンじゃないと、ずり上がって気持ち悪い。


『 なんで、知りたいの? 』


腰を抱かれた手でぎゅっと寄せられたけれど、ゴンとお互い腰で突き飛ばし返していた。

お車のご用意はこちら・・ ってな、さっきと違う白手の執事さんがドーンと、正面は門まで遠い玄関先にきちんとバックでご用意済み。

林に囲われた大きな白亜のお家、小さかった頃、お城だと思っていた。
門の向こうに人影を見たことは無いほど、し~ん・・ って擬音がよく似合う。 
まさに城壁、敵の攻撃から守る為、江戸で言ったら火縄銃、ドーバーで言ったら大砲筒、ポンペイで言ったら火弓矢やらか? そこから銃口を向けてマシンガンの如し並んで打ちまくる、んな感じの穴が並んでいて・・・ 
剪定された広い庭にその周りの林、大きな白いお家が、道に面した高い塀のそんな穴から見えるのだけれど、数匹の番犬が顔を出して吠えまくる、この家の前を通るのが怖くて・・・ って思い出がよみがえる。

今その中では、離れたところで伏せをしている犬に、私の一番嫌いだったドーベルマンは、彼に擦り寄っている。

犬の頭を撫でながら、Sweety Please って言いながら右のドアを開けてくれる彼は・・・


『 ふ~・・・ 
  これだから・・・ 』


んな、ため息をついていたので、粗相っすか?と頭を捻りつつ自分で勝手に、ほいっしょと座って時計を見たら、ちょ~ど2:50。なるほろ・・・なんだか少し急ぎたい。私は4時から低学年キッズを教えねばならぬ。

屋根があるのがいい。と執事があけて待っててくれている左のドアから乗ろうとした彼が、右と左と交互に前に足をブンっと175度振り上げて、スケボーと日本酒やらをトランクに入れたのを確認している間、運転席に座りハンドルに頭を乗せこちらを向いた。


『 だって・・・屋根があったら
  危ないよって、できるじゃん? 』


ん~な事を言われても、ドラマかよ。

・・・って冷めてる私。

じゃ誰が選んだこの車。自分で選んだんじゃね~のか?パステルブルーの王子車。
爺さんからのプレゼント、めんどくせ~っと言いながら、んじゃ、Youの家にLet’s ら なう。

ロココやビクトリア好きなのか、御伽の国のお嫁さんまでもらっちゃった彼の父に祖父ちゃんは、王子タイプがお気に入りの様子。この車は、マジで屋根無しクラシックカー。
王子が婚礼にパレードとかしちゃうタイプに、人生ゲームの駒を思い出す。


初めて男の子の車に乗ったのは、この車

初めて会った男の子なのに・・・

初めて人前デコちゅもこの人で・・・

初めて男の子が面倒だと思ったのもこの人・・・

初めて、男の子が面倒なのか楽しいのか

男の子に対する気持ちが分からなくなったのもこの人で・・・



男の子という意識が・・・

オトコという意味に取れる様な・・・

初めて、男の子というものを感じて意識して・・・

上手くいえない・・・


昔からいる幼馴染と違う感じ・・・


幼稚園の時の初恋の後、次に好きになったのは幼馴染で・・・

恋って意味に・・・

お互い惹かれ合う、それは・・・幼馴染が初めてでも・・・

子供のうちの男の子って意味みたいで・・・


初めて、男性という感じに、異性を意識しているのかどうなのか・・・

初めて、異性に対して裏腹な、気持ち・・・


それが、初めて・・・



 はぃぃ~~?
 メンドくさ~~っ何コノ自分・・・。   


・・・って自分で思った。


初めてが多いのに・・・ 


『 あの写真。母さんの。 』


うちの母のキューピッドの写真は、森の妖精の肩に手を乗せて、ご挨拶をしている写真でも
ドンキホーテが恋をした女の子、キトリの幻想である、舞台の真中の主役・・・

森の妖精が、彼のお母さんだった。


母もこれでバレエを辞め、彼の母も結婚してす~ぐ シアトルに行っちゃった、最後の写真。
女学校も学年は違うけれど、見たことある? ってなんやらで、話が盛り上がったのは、女学校時代の先生たちや共通の知り合いの話。そりゃ・・・ 盛り上がる。爺さん同士に母たちに、私を嫁には・・・
すぐ、いいよ~!だった。

そらそ~さ。母が憧れたバレリーナの先輩が彼のお母さん。

彼の母が、未練なくアメリカ行くからもういいや~で、やっと空いた上のポジション。主役がやりた~いって思っても、続けたい~・・ぃぃって言ってても、その頃は祖父ちゃんもアメリカ支社に手を広げるぞ。お~!団結。だったので、んな事してないで一か八かの父さんを助けてくれろと5人も弟妹がいる長女の母は働きに・・・

そんなそんな・・・ 私もしたかった幻の妖精が、彼のお母さんだった。
なんて・・・

しっとるけ~のけ。なんだっけこれ?
冗談じゃないよ~~。 ってなのもあったか・・・?

ってな、子供時代に日本にいた頃のものか?なんだかどうでもいい話をしている私の隣・・・

車に乗って坂を下り始めたら、じいさん家の前を通り過ぎようという頃、そういえばカリフォルニア出身?と聞いていた。


『 俺?違うよ、シカゴで生まれてニューヨーク。
  サンフランシスコに、ついこないだまで。 』


だから免許はCAの。サンフランシスコの坂より、日本の坂ってゆるいよな~。って運転しやすいのだろう。


『 この前NY行ってきた。
  あのね、Mid Townの・・・ 』


そう話し始めてから、まぁ~ニューヨーク広し、マンハッタンのイメージ強しNY。
ナイアガラ方面じゃ、オーロラだって奇跡的にちらっとぼやっと見えることある、んなところ。
マンハッタンじゃないかもしれないと思って、話を止めた。


『 えっ!いつ? 
  俺、日本に帰ってくる前
  数週間Mid Townにいた。 』


思わず、どこ?って聞いてしまったが、私は住んでないので、ホールとホテルの間ら辺しか知らないけれど・・・
Park Ave 5th A of Aって言う彼に・・・
マジ?私、カーネギーだよ。ホテルは、A of Aの・・・と話し始めていたら、ただ今の現状は東京も真ん中、一番厄介な坂下スクランブル交差点。
結構人がもりもり通るこの交差点、お子様運転中、彼の おパレードな車は大注目に二度見にじっと見までされていた。


 うっそ~ぉ!? 

 まじぃぃ~!?


私たちの声は、通行人も思うだろな・・・

おパレード人生ゲームの駒の上に、ファンキー&制服である。
ファンキーはついでに、タバコに火をつけて、長い赤信号を待っていた。
いっちょ前にこちらもお揃ろChrome HeartsのクロスZippoである。

 ちょ~近っ! すぐ側!

そんでさ1年半前にもね、同じホールでね、その時行ったから、今回も行きたいな~・・って、自由時間の朝に行ってきたんだけど、あそこBook Offに変わってた。そうそうあのスケートリンク、クリスマス期間だけの~ツリーがさ、日本のテレビでも映るから~、冬に行った時見たら以外にがっかりよ。だははは~俺も思う、だいたいツリーが立った1週間でビル風に斜めになって、ばらばら落ちて汚いし~。
んじゃさ、あれは?あれは?と二人で話していたら、ねね・・ ダンサー?って二人で言い合っていた。


『 やっぱそうか! 』


お互い指を向け合っていた。


『 ね、もしかして・・・ 
  Tバックか、Thong それも
  ローライズしか穿けない派? 』


言おうと思ってたけど、先に言われた。なぬ?触っただけでやっぱ分かる?
腰を抱かれた時の手が、踊る時と同じ様に、骨盤の上乗せ&親指掛けだった。


『 そう、私ね。ずっと・・ そうだな・・・
  小学生の頃から、T バックしか穿けないの。 』


色はね、服によって色々だけど。制服だから今は、黒。
そう追加して、もういっちょ。気にするかどうか、確かめようと思った。


『 そうれーす・・・ 』

『 What ? 』


思わず、びくっ!とした、デカイ声の ふぉわっつ!に・・・
なんだ、やっぱり男の子。たいしたダンサーじゃねぇな。プロ意識の無い なんちゃってダンサー加減かを調べていた。


『 Sooo Sorry あんど エクスキュゼモ―・・・
  あのさ、ごめん。ちょっと色んな言葉で言ったけど
  日本語が分かんなかった。 

  ・・・そう? そうって何? 』


So Race ? 戦い? なんだそりゃ? と頭を捻りつつ、フレンチの Soliel 太陽?
Cirque du Soliel サークュデュソレー? そう思ったExcuse-moi veuilez m’excuser マドモアゼ~。

いんや、シルクでそれいゆ は、アレグリア。ちなみに すぅるきゅどぅそぉりゅぇぃ カナダフランス語のそれじゃないとは、フランス語ならちょい分かる、私はパリの先生に小齧りされ中なのね・・だった。
英語発音初のサーキュか~!ってな納得に、ほほぉぉ~!って思っていたところ・・・
ん~な事を話したら、アレグリアのオーディション受けた?と聞かれてしまう。
いや? 年齢が・・・ オーディション時はお声も無い。アニーの年齢は終わったばかりのそちら系は、中途半端な歳だった。

受けたの!? って思わず聞いたら、ロシア系ばっかりじゃん アレグリア? アメリカのツアー Corteo Valekaiだったら始まりそうで・・ カナダに行けばいいんだけど・・・ビザがない。


『 あぁそうそう、俺、アメリカ国籍。
  アメリカ人ってカナダ下りないんだよ。 』


日本のパスポートが世界一。ビザなし渡航加盟国が一番多くて他国にほいほい行けるからね。ちなみにまだ2重。
でもアメリカ国籍も持ってるから、カナダはね~~・・・そこまで言ったら、ファンキーだって同じ学校。
頭がひゅるっと変わったらしい・・・


『 そうか・・・
  そうだ。  』


なんか思いついたのかと思っていた。


『 漢字の 総 ってこと? そう・・
  Totally Lacyね。All Laceって事だ。
  ・・ ほ~~ぉ。 なるほどね。 』


こちらこそ、なるほど~・・と思ってしまった。

Race Laceの R とL Right side Left side この発音が違う事に難しかったけれど、ほ~~!っと感心してしまった。こちらの総れ~にもだけれど、Solielソレーにもほぉぉぉ・・・

パンツのことは置いておくかと思ったけど、引っかかっていた。


『 紐リボン系じゃない?今はいてるの。 』


うん。とにかく布がずり上がるのが嫌いな私は、そんなところを気にして踊りたくも無い人なんだけど・・・

ちょっとごめん。手上げて。と言われたら車だけど屋根は無い。
上に上げたら、胸をいきなり触っているが・・・ 揉んじゃないその手は、胸の下と横にぴったと沿っている。

おろして。と言われても、そのぴったっ手は動かず・・・。 


『 あぁ、けっこうあるね。アメリカサイズのC32かD30
 Japanese だとDかEの65 踊りにくくない? それ・・・』


そう、私は生まれつき・・・ 左胸の横下に、直径6cmの陽性脂肪腫瘍がある。

これが、胸が大きくなってから目立たなくなってきたけれど、レオタードだとどうしても盛り上がる。
それにどうしたもんか、胸を削りたいほど、Swan Lakeが踊りにくい。
身体は細く、ウエストなんて45cm。 内臓あんの?って聞かれるほどなのにおっぱいは大きくなった。

きっと幼少からの筋肉の鍛え方がよかったとは、スタイルのよさに間違ってなかったと、脂肪が付くべき場所に自信が沸く成長期だった。

乳がんの危険はほぼ無いけれど、摘出手術は乳腺を傷つける為
結婚して子供を産んで、乳房の必要性がなくなるまで、摘出手術は受けない方がいいと言われている。

摘出以外には消滅することは無いけれど、別に健康を害するわけではない。
ただ、職業的には邪魔なものなだけ・・・


『 俺さ、人体と生物は得意科目なんだ。
  将来はそうだな、動物病院の先生とか・・
  あのね、絶滅機種の動物の交配研究とか・・・
  そんなのもしたいかな~~~。 』


ま、ヒト種モンゴロイドは得意中の得意。もう、ドクターになれるか?ってぐらいHigh SchoolとCollegeの間。
やっぱり頭はとってもよかった。

ふ~ん、いろんなヒトがいるんだな~って、これからの学校に考えていた。

お医者さんに触られている感覚に、ダンサー同士の組み具合に、別にこれといって男と女って感じじゃない私たちの出会い。それは、そう思った。

幼馴染は私のパンツに、子供の頃から見慣れている。水着やレオタードもそりゃもちろん。
それだからだろう。 女は紐パンとインプットされている。
大人物も小さいので、意外にぴったり。小学生入学時には、ランジェリーもでびゅ~っ。

16でもTバック暦は、すでに12であった。

幼馴染は、増えつつあるかわいい子との仕事に私に、水着やお稽古のレオタードに下着にヌードだって見慣れるほど。

はっきり言って、それで一人エッチに妄想が働かない。

グラビア仕事をする彼女が居れば、グラビアは男の餌ではなく仕事の一環に頭が行っている。

男の子のダンサー下着も、平気で売ってる売り場。
もしかして股下全部ゴム?と聞いたら、そうそう。それしか穿けない、しかも薄いやつ。んでベージュか黒。
この子も幼馴染の様に、別に平気・・・だった。 


『 あぁ~!同じっ! 』


Yeah ! いえ~! それと同時に急に親近感が沸き仲良くなった。


『 この前、バレエコンサート見てさ 』


そんな話し出しに、母の影響、母さんに物心つく前にダンスは数々やらされてた。と言う彼は、NYで母にお供しろと連れて行かれたホールで・・・

私にも思い出が出来ていた。

ドンキの夢の場で、し~~んと、涙するシーン。
森の妖精の幻想を追いかけたらいけません。ってキューピッドがNoNoノンノンって、憚りを入れ妖精の幻を消そうとする場面なんだけど・・・ 
ブッ ゴホン コホン ゴホゴホ って静かなシーンにもかかわらず、咳払いが聞こえた。

ふわっとソデシャってジャンプ音もさせない様にが、私の得意なんだけど、急に冷めて着地のトゥ音を自分で立ててしまった事が一番引っかかっちゃった嫌な不覚反省点だった。
骨をおる努力というが、マジで足の指に甲の骨に靭帯に足首に踝に、なんど骨折を繰り返したか分からない、この音を立てないちょ~~~努力。
役にあわせ、ガッともふわっともグワっともビシャっとも、出来るようには、顔や体に手や足の角度だけじゃない、筋肉骨格を考えながらの人体実験みたいで実は楽しい人体の限界好き。どんだけ~回れるかも人並み倍以上。

人じゃないと言われるように踊りたいのが目標だったゆえ。


だって、妖精になりたかったんだものっ!


いろいろ研究の結果、やっと足の皮膚もつま先のたこに豆にトゥずれが出来なくなる様鍛えたのに
このジャンプでの不覚が頭に引っかかり、夜公演の最後のフェッテ32回途中、ぐらついて久々に小指の皮が剥けてまだ痛かった。
全部ダブルで回れるのに、ぐらついてムンと踏ん張ったらトリプル入ってシングルダブル・・・音がずれて面倒なので足っていようと、最後は6回回ってブラボーに総立ちがきたが・・・

音と回転が合わずに、自分ではとても無念の終わりだった。

誰も、音が立った事なんて気にして無い、かなり普通の事だけど・・・

自分の中で100%の力が出せなかった、アワードを貰った国際コンクール後のニューヨーク凱旋公演。

自分の皮はどうでもいい・・・
国際コンクールや国際ガラコンサートに出れるようになってき始めの、これで呼ばれなかったらどうしよ・・・って不安だった程気にしていた・・・ でも、普通平気なんだろうな。だって、人間だもの・・・。


『 なに見たの~? 』


はっきり言ってNYでは、毎日いろんなところでバレエもミュージカルもやっている。
彼が言うには・・・


『 ね、カーネギーって言った? 』


パリからの3日公演の内のひとつで・・・ って言う彼に、
何日目のマチネかレイトか?って思わず詳しく聞いた、6回公演。


『 俺、わらっちった。 』


母さんのバシッが、す~ぐ飛んできたけど・・・

横の母さんが、私もこういう大きな国際ガラに出れるぐらいになりたかった。って幕間の休憩に言ってた。
バレエもいろんな物語にバリエーションに役があっても、俺の家にある写真・・・
母さんが一番好きなドンキ。

でもさ、キューピッドだけは母さんしたこと無いんだよね。背が高すぎて・・・


『 んで? 何で笑った? 』


あぁ、キューピッドの子の・・・

ここから先は夢の世界。さぁ目覚めなさい

その振りが・・・ 


『 似合ってね~っ! って、バカうけ! 』


人差し指を立ててドンキホーテに向け、首と指をゆっくり振りながら、右往左往パドブレにステップを細かく踏むんだけど、その部分私は大好きなシーン。

ゴホっが聞こえたのも、その部分・・・。

どっひゃっひゃっひゃ~~!って運転しながら思い出し笑いしているので、モシヤ・・・・・


『 おい。もしかして、これか? 』


前が渋滞気味なので、オートマじゃないこの車、徐行ができないって理由での初心者、先10m空かないと発進しない後ろはプーの根源運転者に、その振りを目の前でノンノン披露してやった。


『 あれ? フランス人だろっ? 』

『 いや、髪は銅粉で染めてたの。 』


あれ、私。って立ててたままの人差し指を自分に向けたら、じーーっと見つめられていた。

母さんね、キューピッドの子が可愛いって、主役よりやっぱ憧れはこの役~!って言ってたよ。
まじっ!? うそぉぉぉ~~ Jesusっ!
その夜公演は、私がキトリ&森の妖精。3人の交代シフトの内の中、たった一つを彼は見ていた。

その彼に・・・


『 ねぇ、I found 見つけたってそれ? 』


そう聞いたら、いや・・・って口ごもり、えっ~と~・・・待って、半クラ、坂道発進だから・・ ブツブツくわえタバコ野郎は言いながら、ちょっとタバコ持ってて と渡された。

もうすぐ先を曲がって、ちょっと登ってまた曲がったら、私の家である。

ぶい~んと一気に加速しちゃうアルファロメオ。ぎゃぉっ!と唸る 首ガックン発進に、頭はそのまま後ろにくっつきっぱだった。
家の前に一気に到着してみれば、父ちゃんの趣味であるドでかい盆栽鉢を剪定台にのせる父。
売ってます?って程の盆栽の数に庭木の手入れは、松も紅葉も父ちゃんがワイヤーやら針金らやでデザイン中。

くわえタバコで、剪定台に向かう父から見えなくとも・・・
くわえタバコで、紅葉の木にはしごを掛けてた庭師に・・・

なんか、変な猛突進がくるぞ。と報告を受けてた、その下の父。

人生ゲームの駒上で・・・

ネイルもきらきら タバコを持った16の娘が、男とご帰宅、転校初日、気合も入れたピアスも揺れるよ、車は急に止まり・・ま・・す。


母であれば・・・

お帰り~!って、彼と私の両方を、快~く迎えてくれただろう。

転校先をよ~知らん父には、あんなにトップの高校でさらに優等生で入試勉強もしたこと無い私が・・・・

 どどどどど~~~~したっ!

・・っと、横のファンキーボーイを見つめてる。



 ぐれる とは・・ この事。


タバコの煙がふんわか昇くゆる父ちゃん見つめるも、わらひは無罪ゃひ・・。

気合を入れられた・・・ が、等しいだろう
耳に揺れるは、父が ガム土産。と言った、グアム産の真珠ピアス・・・法事用である。

手前は、口臭を気にしてか、ガムを噛みだしたファンキーで・・・


________ カチャ


ドアを開け、立ち上がったファンキー親分。

お偉い着物じゃないし、うすっ茶けた白タオルを頭に巻いた・・・
えんや~こらやな どっこいやったらそらYOの、甚平とび職風withステテコ父の正面に立った。


『 お父様、お嬢さまを下さい。 』


いきなり深々と頭を下げていた。

私にとっちゃ・・ はぁ??っ!?である。
しかも出会って4時間も経ってない・・・ なんんなんなんなんなななの・・?

ものすごく丁寧で、ダンディな声が胸の奥から出ていた。


タバコをいかに・・・
どうしようか考えていたが、さっさとしないとマジ仕事に間に合わない。
とうちゃんの灰皿にポイッと捨てて、お父さんのクズっ!それと酒っ! と、続きを言えばいいのに、それだけ言い残して私は家に走って行った。庭師はどう思ったかなんちゃ考えられないが、葛饅頭はファンキーが 食べたい。と言いだしたチョイスだった。

急いで支度をして降りてきたら、まだファンキーとエンヤ~こらっ!がしゃべっている。

お~行ってらっしゃい。ってお父さんがニコニコしながら、手を振るので・・・
行ってきま~すと駅の方に足を向けた1歩・・ ぐいっと腕を伸ばされてぎゅっと抱きしめられた。


『 一緒に行くことになってるから 』


ダメージ・ブラックジーンズの下がりを上げながらのTバック・ファンキーに、抱きしめられていたけれど、家の父までが

 んだな。電車の方が心配だ。

痴漢に誘拐 世情は狂っているもんよ、なむ~。と言う。

初体験の男の子は、その子だったか、かぁさんの勘もたまには違うな。と盆栽に向かう父。
いや・・・ この子じゃないけど、言う事もなかろう。
やっぱ?俺は、14だった。ってなファンキーの告白に、父は聞いているのか聞いていないのか

ハイはい乗って。とパレード車に引きずり込まれ・・・


『 どこに行くか分かってんの? 』


『 あぁ、俺と同じ、・・スタジオだよね。 』


お父さんから聞いたよ。って話す彼は、5時からのストリートバックダンサーのオーディションに行くところだった。スタジオが集まるそのビルは同じ。なるほろ・・ Tバックも踊るためね。

その後の私は取材撮影が一つ。それも・・・ 
活躍するキッズのたくさん集まる特集みたいな、とある女性雑誌のちんまりギャラのでる取材だったが・・・


『 俺ね~。8時からもう一つ
 呼ばれてるとこあるんだ~。 』


同じそれの名前が出て・・・ オーディションも私が大ファンの 鮭なheartって歌うグループのPVで、ぎぇぇぇ~!受かったら撮影見に行く~!と、ジョンという名のドーベルマン毛付きパーカーのフードを握り締めていた。

  

帰りまで一緒で・・・

帰りの人生ゲーム



なんだかそんな1コマに止まった気分。



『 あの一緒にいた奴と付き合ってる? 』


真面目に聞いてきたのは、お二人ともお疲れ気味の仕事帰り。

まっとうしたらしいが不完全燃焼に終わったラッパーファンキー・・・
家で飼っている4匹のワンちゃんは、全部John。
ジョン の名のレノンもトラボルタも、フォードは役名がドクタージョーンズからで、もう一つ
私も大好きな、ジョビさまのオーディションは、年齢18以下は即刻落とされたらしい

わかる・・・

私も年齢が足りず、落とされたオーディションは山とある と慰めていた。

気がまぎれるかと聞いていた、学校での話し。
幼馴染とはお互い中学生だった今年の年明けだったけれど、14って事は、ずいぶん前の事だから女の子と付き合うのは慣れていると、突然のキスにも思っていた。

幼馴染とも同じ学年なんだよな~・・って、ちょっと大人っぽかった壇上を思い浮かべていた。

ぼっぼ~~と頭もするよ、汗も出ました汗臭し。
取材でヘアメイクが入っていたので、お互い顔だけピンピンである。

そのお疲れ窶れ、そして気分はハイに高揚した踊った後。
・・・でも、気分は落ち込んでいる。
でも・・・ レフ用のメイクをしている割に、汗くさい。

これが・・・
普通高校で、アルバイト禁止に文句を言われていた事を思い返すと、制服姿と違う同業者の男の子が、幼馴染も含め、オーディションで落ちた時も受かった時も、これから気持ちを話しても
的を得た意見や、喜びを分かち合って貰えるかと安心し、これから始まる生活にとても嬉しかった。


 俺さ・・・ 

一人で勝手に話し始めた彼の話を、サントリーウーロン茶一缶じゃ足りないので、1.5リッターサイズのラッパ飲みしながら聞いていた。
真横の真面目なファンキーも、そばにはポカリリッターサイズ。
ダンサーなら、この気持ちが分かってくれるので、遠慮なしのお互いラッパ~。



 日本には、実は帰ってきたくなかった。

 でもさ・・・

 運命って本当にあるのかな?


『 アメリカの方がもちろん長いから? 』


 そうだけど・・・

 運命ってあると思う?


『 あると思うよ・・・ 』


 サンフランシスコから帰りたくなくて

 ニューヨークに夏休みの間行ってみた


『 そうか、それで居たんだ 』


 そうそれで、母が途中1週間だけ来て

 Enjoyって励ましに来てくれて・・・

 あのね・・ ダンサー同士に感情は無いが基本じゃん


『 うん、そうだよね。パドドゥでも実際そう 』


 ジャンルが違うからかなぁ?


『 それも分かる。バレエ人、私興味なし 』


私のぼさ~~とお疲れ気味の会話モードが気に食わなかったのか・・・



『 ・・・ごめん、はっきり言うわ。 』



彼が、赤信号で止まったのは、繁華街ど真ん中。
駅前ごった返す、高架線の上は高速。ガ――・・もうるさし、酔い人うるさしアマンド側。


『 俺ね、二回偶然に会った人に運命って思う。
  でも、いつも別に恋愛感情じゃない。
  でも、初めて舞台の上の子にファン心持って
  でも、日本に帰ってきて学校で一目見て
  でも・・・ そんなの運命だって思わなかった 』

けど・・・


『 ん?聞こえなかった・・・ 』

なに?ごめん、ガー、どどどってダンプが・・って、高速上を指しながらマジ聞こえなかった言い訳を、側によって耳に向かって叫ぶほど。その顔は私の耳元でもあって・・・
そのまま・・・



  マジ、こんな繋がりがたくさんあったら

  運命だってしか思えなくて・・・

  俺が18になったら、すぐ・・・


『 学校卒業前に、結婚して~~~! 』



叫ばれて言われた、初めてのプロポーズ。

でも、まだ本当に子供。子供同士のお約束・・じゃね?・・・・


『 まぁ、18になったら冷めてるよ 』


どうも、ごくろうさん・・・と頭をポンポンって撫でていた。
こいつには初めて出会った初日だし、好きかも嫌いかも何も感情は無い。
そんなことより、大本命だった幼馴染との初体験後、幼馴染はこの学校への転校や事務所もシニアにいそがしく音沙汰なしでいたけれど、同じ学校にてやっと始まって、スーパーウキウキちゅ~の私。

ぎゅびっとそのまま抱き寄せられて、ちゅ~~って、玄関先のちゅっと違うキスに、どうしようと思ったけれど私は目を瞑った。


『 じゃ、ま。んなとこで。 』


ばっと離した彼は、車を出した。

少し静かな住宅街に入ったところで・・・



『 結婚の意志は、自分に無ければ別。
  でも・・・ ね・・・・
  もしも、もしも・・ 
  ・・・もしかしたらいつまでも

  俺は、そう想ってても・・・ いい? 』


だって・・ あと1年と数ヶ月・・


オーディションに18未満に落とされた事は、この数字がボーダーだろう・・・



家の前で、返事しなかったのは・・・


 おっかえり、なっさぁ~い!


母がにっこにこで、門前に出てきたから。


 もうね、あんたの行き先
 秀くんのお嫁さんに決まり~!


Yeah~! いぇ~す!両手を母も挙げて、Thanks Mom !って頭の上で両手を合わせるファンキーも、人生ゲームのパレードカー上で喜んでいた。


そう、親分の本名は・・ ひで が入る。

苗字も名前全てはマジで言えません。 かなりの驚きの月篭り・・・ この日の夜も月は相変わらずスモッグに隠れてた。

親戚一同、両家3代全員 大賛成
親分自身も 大賛成 って、そうだと決めて・・・


運命ならば 

誰と付き合っても俺のところに回ってくる。

なので、誰とでもお付き合いしなさい。


・・・ってな、心の大きな人。


さっきのキスは、誓いのキス ・・・



お母様。もう誓いのキスはしております。ってなこれまた、ダンディな声で母に言う。
喜ぶ母も、母だ。 

 さっさと行ってもいいわよ。
 秀くんだって、来年11月11日には18だから。
 そちらから、あんたも一緒に学校にど~ぅぞぉ。
 お母様にレッスンもついて貰いなさいな。

私が変わりたい。いいな~~~。なんて、母はもう半年で私を家から出す気でいる。

母は本日、やばいカッコイイっ!って思った男の子が一人いた。
子供たちと同じ歳の学生服姿には、今まで俳優演じるドラマでさえ思った事が一度も無いのに、全校生徒集まる中・・・
私と対角線上にかなり離れていたけれど、こちらの大人っぽい男の子ばっかり見ては、仕草が姿勢が横顔が後姿が、あぁステキと思いつつ、私と幼馴染をチラッと見て お子様よ・・と思いまた戻る。の繰り返しだったらしい。
すっと立って、その背の高さとスラッとした姿態を見たのは、生徒代表の挨拶をした堂々とした揚がらない英語。

弁護士か? 医者か? いや、学者か? ん?学校だから先生か?

やっば~~い。なんだ? カッコ好過ぎるだろ~っ・・・と、ど~でもいい英語はスルーしてスーツ飢えの母は日本と違う制服の秀くんにLOVEだった。


『 じゅう ・・ 』 

秀くんは左の人差し指を立て、 ・・いちがつ って11月を中指を人差し指に揃えて見せた後

『 じゅういちにち 』

同じ様に、右手を人差し指と中指を立てて、Yeahhhh~!って指を開きダブルピースを向け、むんと両腕を私に伸ばした。


『 ぁっぶな・・・ 』

思わず目を突かれるのかと思って、両目を瞑って手を翳したけれど・・・
4歳の自分と同じ行動を思い返していた。

両手 ピース

11月11日が誕生日の、秀くん

おいっ、勝手に決めるな。誓ってない。自由って言っただろとツッコみつつ、出された両ピースを掴んでぽいっと投げ捨てていた・・・


ん?違う違う・・・

『 大丈夫、そこまで俺、頭おかしくないし。 』 


そういった彼は、母が うちの精進でも食べてく~?ってなお誘いに、Oh Yes Please Mom! となご機嫌で、母の後ろを私の重いバッグを担ぎ、石畳を歩き始めた。

母が一人で、秀くんのお母さんにお電話しとく~と言ってる後ろで・・・


 あのね・・・
 誓いって・・・俺・・・
 きっと今日を忘れないから・・
 だけど・・ 違くって~・・・
 忘れられないから?と~も~・・・?
 行き過ぎない様、自分を止めようと~?
  じゃないかもしれなくなくなくて~・・?
 俺の為に、自分の心に・・・ だけど~・・

 よくわかんないけど・・・


私が元行っていた普通高校の1学年分の生徒数が、全校生徒数という少ない学校。
でも何百人の前で揚がらないで話せるくせに、何を言ってるのか、しどろもどろ・・・


『 マジSo in Love . . . . .I love you so . . .a lot.  』


頭を抱き寄せられたら、頭の上で・・・

 人生で初めて、I love youを心から言った。
 人生初めて、告白ってのした。
 人生初めて、ドキドキしてる。
 舞台でも揚がった事、一度も無い・・・
 人生初めて、運命ってあると思った。
 今までの女には、運命って言った俺が浅はか
 人生初めて・・・
 あのさ・・・


もういい。私はまだ感情 無 0地点だから。としどろもどろの棒読みみたいなブツクサに、頭良過ぎて紙一重?ってなすでにカレッジGradeの彼に思う。


『 あのね、人生初めて・・・
  どうしていいか、分からなくなったんだ。 』

なにが?・・・

との私の疑問には、母もいること 小声だった。

初めては13、4の時に経験してるけど~、そんなセックス中のキスと~、人前でも~、街中キスは~、別に今まで~、・・・なんだよな。俺、女の子のこと好きだと思ってたけど~? 違ったんだな・・・

あのね・・・


『 好きって気持ちが溢れての・・
  キスは・・・ First Kiss・・・ 』


初めてキスにドキドキしたら、どうしていいか分からなかった。
はい以上。と頭をグシャグシャっと撫でられたら、オールバック 総バック そんな事を言いつつおでこ全開の私のおでこをぺちっと叩いた・・・ その横を向いて俯いた顔は、見せてくれなかった。


そんな秀くんとの出会いは
私にとって、結婚相手ってなんだろう・・ そう考えた初めての出来事。

何も知らないのに、インスピレーションを感じる。

秀くんのこれも、私には理解できるヒトの未知脳総力の一種。
脳波の異常と測っても、そうでない事は心毛からの電気信号との関係かでもなく・・・

私が体験している、未知の抜け殻か・・ 夢か・・ 様々な脳内に起こる事だけなのだろうかと。

インスピレーションを同じ人に、知らなく知らない場で自然と感じるそれは、私も体験している事がある。

幼馴染のお嫁さんになりたいと思って過ごした子供の時


お嫁さんになりたい 

それと・・・

お嫁に行く

この違いが、家系と家系を繋ぐ、社会的なものだと考えた。


それに・・・

妻になる 夫婦になる 家族になる

それらが学校在籍中にどんどん現実的に思える様になるほど、家族間の繋がりが深まっていた。

秀くんは付き合っても無いのに、同じ学校にいる時から俺のお嫁さんCome Here! って私の事を公開で呼び、廊下の向こうでも教室でも側にいないと、両腕を広げて こっち来て~~・・と駄々っ子の腕の中に呼ばれていた。

無言、言葉が出ない。アホか?って顔でいたその頃の夫。
幼馴染は、い~や俺の。と余裕かましてなのか、直ぐに秀くんとお友達になった。

バイト中だった夫は、おパレード車を見ていた。
車好きの為、めずらしい~って、見ていたら、おっ日本人同士でめずらし~~・・ってな・・・
現チャの路駐中 路ちゅ~中の私たちを見ていた。

・・・ってな、事を次の日 学校で聞かされたのは、あれ?君?それに君にも?似てたと気づかれた。

無言、言葉が出ない。それは・・・
車の運転免許を持ってなかった歳に家出をした、後悔か

6本木でのバイトバーテンダーは、歳も人種もごまかしていたカラコンの家出少年。




卒業してからNYで・・・

『 いつ結婚したい? 』

って、久々に会ったのに聞かれて、付き合ってる人は?そうも聞かれた。

これは、私がイギリスの学校にいた頃・・・
Londonから幼馴染に会いにアメリカに行く時、乗換えがNewarkだった。
その時、ばったり空港のゲートで会ってしまっての、待ち時間。

なんとも・・・ 国内線の飛行機が同じだった。

国内線で、エコノミーの私。隣の人がやってきて荷物を上にあげる間も与えず・・・


『 ファーストクラスと換わって 』


な~んてチケットの半券渡して言おうもんなら、ホイサとサッサともちろん行くだろう。

うぉ~初エコノミー。テンションあがるわ~!って、いや?あがらないだろ普通・・・って回りの人もこのエキサイト言葉に謎だろう。

ファーストと換わって。って言われたかったと通路側を無理に取った事を後悔している、その隣りのオッサンをよそに、3つシートの一番嫌われ真ん中シートに座った秀くん・・・

狭っま~~!驚き。とな驚き加減は、きょろきょろしだして、ほぉ~ライトの位置がここなんだ~ボタンは上なんだ~CAは自分で呼ぶんだ~画面ないんだ~ってな、飛行機に初めて乗ったかのウキウキモード。 

おもしれ~!間の肘掛けが上にあがるっ!と上げ下げしては、上げたままSweetと言って抱き寄せる。
初めて電車に一緒に乗った時と変わらない抱き寄せ方に、ちゅっとなデコちゅ ちゅっちゅっも頬ちゅ ちゅっちゅっちゅも口ちゅ で・・・両腕のなかに窓際の私を追い込めば、ん~まいらぶ~と ちゅ~・・がやってくる。

唇をしっかり重ねる角度のあるキスは、さらにちゅ~~~で・・・

高架線下と同じ様に感じた私。


『 ありゃ? 好きな子居ないの? 』

『 ん?付き合ってる子はいるよ。 』


でもね~・・・ あれから全く運命って思わない。となその言葉に、代わり映えの無いドキドキ?って胸に抱き寄せられて、聞いて聞いてっ!と心音を聞かせても、聞いてってな声がうるさし・・・。

隣りのオッチャンも、Honeymoon?って聞いてくるわ・・・

この人頭大丈夫?とは、疑問・・ なんで、新婚旅行で、席替わって下さい。って、離れて、チケット取るか?
もう忘れちゃった?と抱かれっぱなしの胸の中で疑問がわくも・・・


『 はい~。いいえ~。Yesでなくも Noでもないです。
  これから、結婚するんです、俺たち。 ね~~。 』


あぁ、そうだった、だから席替わったんだ。とオッサンも思い出す。
が・・・私は、そのつもりでは無い。


飛行機を降りると、ゲートに迎えに来ていた幼馴染の目が点になったのは、秀くんに腕を組まれた私に隣のオッサンも一緒に登場。
誰?って思うオッサンに、なんで?って思う自分の友に、あれ?って思う自分の彼女に・・・

止まっていた幼馴染。


『 Oh my Jeez !What's thou guys doooin'! 』


ちょ~~ど、南米帰りのクーも通りかかり、私たちに気づいて叫んだ。

そんでちなみにオッサンまでも・・・


 Oh My Thanks God っ!

と・・・
クーと一緒に帰国してきたある国の大使の息子に、この国の出身であるオッサンが、お目にかかれて光栄です。と両膝を跪いて、ちょっと濃い目の顔立ちの親友の、脛毛濃い濃いぼーぼー足にちゅ~した。

何?と思ってみていたら

何?お前大使の息子じゃないの?もしやの王子?って兄ちゃんが親友に聞いている。
そう俺皇太子。だはは~っ知らなかったっけ?お前クー、城に泊まってたんだぜ~ぇ。って兄ちゃんをドついていた。

英語だったけど、日本語の方がイントネーション的におもろ。っと頭の中の翻訳に思ってみていた。

仕事が欲しくてアメリカに来ました。とオッサンが兄ちゃんの親友にいっているだろう、スペイン語。
みていたら・・・
あぁいいよ。じゃ、さ・・ って携帯を取り出して、どこかに電話をかけ出した。ら・・・
ん?って周りを見れば、親分も幼馴染もお兄ちゃんも、みんな携帯で電話を掛けている。

 おられ。ぱぱぁ
 あっ、父さん?
 へい、ダッ?
 もしもし、親父?

みんな言っている事が、父ちゃんで、たくさんの言葉が混じっていたけれど・・・

一番先に電話が切れた、お~られのスペイン語の オラって日本語もな~んか見た目 似合うクーの親友が、


  あのさ・・・
  父さん秘書探してたんだよね。

  試しにどう?


このオッサンは・・・ 
20そこそこのお坊ちゃま方に、お仕事を4つも様々な国に紹介されて、ファーストクラスよりHappy Luckyのオッサンに化した。 

本当にこの人は、夫の親友が結婚した時
お坊ちゃまの幸せを自分の生涯に変えてと、私と夫に忘れない想いを伝えられた。

親友夫婦の執事になって、今もずっと家族同様一緒に、城に別荘にいつも必ず側で暮らしている。




沢山の偶然って、重なる人には重なるものなのか とは・・・

運命 って言葉にしたら、命の運はあるのか



アメリカに行けば何かある

ただその思いを持っただけで、行く当ても無いU.S以外の北南米大陸の国の人
その国世情状況を、4人ともが知っていた事。


私には、それらの考えを持ったことが無かった。


今までただの友達だと感じていたけれど、会長の息子たちに偉人の息子たちだったと改めて思わされた出来事・・・

アメリカに仕事を求めて渡米してきたオッサンは、南東部の人種差別の激しい州からどんどん北上し、仕事を求めてNYに来たけれど、国に残している妻子に1か月分を仕送りしても、自分は・・・
自分と同じ様に違う国から出稼ぎに来ている十何人と一緒に、ワンルームに雑魚寝。
空き缶を拾い集めて小銭を稼ぐ様なホームレスよりも、生活する場を持たなければ仕事に着けないことを知るからこそだろう、ホームレスよりもきっと切り詰めた生活を、まだ交通手段のあるギリギリから通う生活をしていた。
マンハッタンなんか夢の中の夢上で更なる夢の中・・・

“ 夢の中の夢 ”と

日本人が言う例えではない。

“ 夢の中に見る夢の、更なる夢の中で見る夢 ”

この例えが解ってもらえるだろうか・・・


眠って見る夢ではなく、希望と言葉を変えたほうが合っているから

夢の中で夢見るとは、希望のリストの中にある目標が更なる上の希望であるという例えでも・・・

様々な国にはいろいろな状況がある。
アメリカに移住してくるメキシコ人よりも、メキシコが夢だと思うさらに低収入のガテマラの人。
ガテマラが夢だと思う、ベルーシの国の人。
まだ大陸ならいいと望む、島々の国の人・・・ その先、まだ南にもっと国がある。


夢は、そこで見るものじゃない

もっともっと先にあると思う人々が、この世の中の3/4は居るだろう。
地方から東京に憧れて来る 田舎町からNYに憧れて出てきた
 
これと同じではなく、その地方や田舎町すら、先進国家の国であるなら夢の夢の夢の夢で・・・

私はこの時


そうか・・ 本当の現実とは 

自分がしたい事を夢に持つ私たちは、世界の中でも最先進国の子供達が持てるだけの地球上全人口の一握りのものであり、日本にいる子供達の全員がそれに当てはまると思う程、日本であらばどんな島の子供達も本土や東京に行く夢を持てるだろうと思ったのは・・・

 したい事


将来、何になりたいのか

これすらが、夢の夢の夢で・・・


 生活する

これをしたい事と夢の夢に見る人・・・


そして 


 生きる

これを夢と見る人もいる


自分の愛する人に離れていても、きちんと生活して欲しいと望む人達が、この世の中の大部分なのだろう。


恵まれて育ったからこそ、知らない世界があり・・・

らなくても、自分は夢を見ていられる


子供の頃から、国際的な社長に会長に国交者としての父親を持つ息子達は、そんな教育をされて育てられているとも、この時私は知った。


でも彼らにとって・・・



私は、間違った事 を思った。


夢を見る事は・・・

夢、未来構想 を人生の中に現実化、リアルの自分の生活にさせようと望み努力する事は、世界の人から見てとても贅沢な事。


だったら・・・?



そうじゃないと彼らは言う。


 この人生は、与えられたもの

 この人生の中のレベルで、せねば成らない事

 この人生を必要とする世界の人もいる、その為に



そして・・・ 


自分の生まれた状況、自分の現実の中、自分のリアル


その中でトップにならなければ、成らないと思われているのなら

知っておくべき事だけであり

知らなかったでは済まされない



“ その状況の中で、自分を精一杯生きなければならない ”


これは、自分のリアル


自分のリアルがどうであろうとも

誰しもがリアルを持つ

どんな状況下であっても、リアルで

Real 本当の現実

自分の現実の中を生きる


誰しもが、同じ・・・



その状況の中で、精一杯自分に努力する事は、同じ。

出稼ぎがリアルの人は、精一杯すればいい

雇用側がリアルの人は、精一杯すればいい

開発発展がリアルなら、精一杯すればいい


自分の夢を必要とする人が、世界のどこかに居る

それを思うなら、与えられた情況の中、俺達が恵まれているかと言われたら
金銭的にだけであり・・・


いいか・・・


生活する事が目標の人には解らない、苦労を背負っている

先進国の子供というのは、飲み食いして糞して寝るだけではない。

それがリアル


その自分に置かれたリアルの中で、精一杯総動しないといけない

親がそうなら・・・

与えられるものは、過酷だ。


食うに困る この人にとっては、この苦悩は知らなくてもいい事。
明日、今、何を食うか それだけ考えればいい そのリアル

寝る場所に困る この人にとっては、俺達の苦悩を知る事は無い。
死なずに起きれればいい それだけを考えて場を選ぶ そのリアル


何を食うか どこで安眠するか


それだけを考えればいいリアルなら、どんなに自分が楽だろうと思うのは駄目か?

自分達の置かれたその中に、自分は精一杯するという事は・・

この地球上の命、誰しもが同じ事だ。



この地球上の生命、全ての生命体は同じだ


虫であろうとも


動物であろうとも


人であろうとも・・・・



虫けら扱いなんて、気にするバカ


死ね


リアルを、食う寝るだけに考え過ごす 精一杯の人の生活より

何も自分でせずとも、生活を与えられているからこそ


だったら 死ね


その勇気すらないなら、精一杯しろ




全員がそう思う





沢山の偶然って、重なる人には重なるものなのか とは・・・

運命 って言葉にしたら、命の運はあるのかと



いいか・・・

虫けら扱いなんて思える奴は

恵まれ過ぎてんだよ



自分が与えられているにも関わらず

自分で何をその中で、してぇんだ。



与えられた事も気づかず

与えられた事も出来ず

不甲斐ない自分に腹を勝手に立てているだけにも、己で気づかず

己のせいではなく、他人にぶつける

ぶつける元気ある程のメシを貰っているにも拘らず

夢の中にみるのは、単なる・・・



 フッ・・・


自堕落な時間じゃねえか?・・



で・・・・?


 王様や金持ちを羨む


で・・・・?


 何もしてないと思う


で・・・・?


 えばり散らしていると思う


はっきり言って、国を担うとまで行かなくとも
自分の国である会社を持っているだけであろうとも、

飯すら水すら糞すら寝るすら・・・

出来ない時間の無いリアルの中、どう生きている


食べる事を忘れるほど、仕事に責任を負わされ頭いっぱいに欲をコントロールされた事があるか?

水すら飲むのを忘れるほど、喉がくっついて息が苦しくなるまで気づかずに、脳が体を動かす程

糞する?いやトイレに行くのを忘れるほど、小便すらしなくなった体にされた精神状態になれるか?

そういや、いつ寝た? 横にならないと体液が重力に下がり、歩けなくなるほど締め付けられる・・・・



そこまでの責任のなか、えばりちらして楽して生きている?



自分の父親を知っていれば、その人生が自分に待っていると思う 俺達に

今何が出来るか?

何も出来ない


でも、一つ大切なものがある

命を助ける心は、誰しも慈悲心として人の感情にあるだろう



その場で金を渡すだけ

寄付をする事が出来たとしても、寄付をされた人が何をする。


その人にとって、どう使うか

飯を食う 水を飲む

その生命維持に必要なもの以外・・・


例えばストリートには、いろんな種類のホームレスがいる

働きたくても働けない

なぜなら、衛生上汚い
それらの理由であるなら、微々たる残り金を貯めて生活に精を出すだろう

意欲あるなら精一杯と称えられる


中には、衛生上汚い

これを利用しているホームレスもいる

人の慈悲心を利用して、何もせず荒稼ぎするホームレスもいる。
日に100ドルも200ドルも稼ぐ、都会のホームレスもいる。

日給50ドルの仕事に付く奴より、いいって・・・

思っている。

酒を買い タバコを吸い ドラッグにおぼれ

で・・・・


悪いけれど、寄付はしない

何に寄付をするかと 自分の置かれた人生の立場の中
どう慈悲を向けられるかとは・・・

出稼ぎにほぼを国の妻子に贈り、自分がどんな生活をしようとも精一杯の人に
金を出すだけなんて・・・

失礼だろう

雇用という年季にわたり、心を向けられるのは・・・

微々たる節約を長年に渡り、飛行機のチケットをとって渡りそこで夢を見ては悪いかと

自我意欲を強く持つ人には、自分のリアルの中にある親でも利用してはいけないのか?

自分は何もできない

自分が出来るのは、誰かに頼んであげられるという事が今。


自分で働いて金を作りたいと思う人に、金をその場で渡すだけで終わらない

意欲。

人が生きる能力意識を買って、“ 時 ”を渡す。



意欲ある

それだけが・・・

どれだけ自分のリアルを精一杯生きているかの価値




その助けが、自分に出来るなら

その助けができるリアルが自分にはあるだけ

そんで、今の俺達には 精一杯




・・・じゃん?




ちがうか?・・・




人の欲って 欲望のひとつの中の “ 欲 ”ってね

煩悩の数だけ 無限にある

108個なんてその108を108種に、また広げて108乗したら・・・
そのWaysは無限だ


意 欲 

向かう先への欲望は、無限に広がる


人はこの意欲の欲に、欲を求めるのであれば

いつ・・・

気づき始めるかに 時 は関係ないだろう

命あり生きている間に起こる意 “ 欲 ”



きっと余命宣告されて、残りをカウントダウンする人のほうが、知るだろう。

いつ気づくかは問題ではなく

夢を見るその時が、始まりで・・・


人生後半に気づいても、今気づいても、人は


 今

 この時 


それがその人の人生の時だろう






沢山の偶然って、重なる人には重なるものなのか とは・・・

運命 って言葉にしたら、命の運はあるのかと




な・・・ 運命ってなんだろう




なんだろう・・・ ね・・・












運命って言葉にしたら、命の運は、あるのかと思う















* Far away beyond . . .most beautiful in the
BLUE MARBLE -ZAC*




私は、クーと秀くんと幼馴染と、そしてクーの親友のとある国のプリンスくんに

自分の生まれた状況下は・・・

先進国の子供に与えられた恵まれたものだと

世界中の中で、ほんの一握りの子供だろう

生きる

この事を考えなくても、生活水準が安定した先進国

大人になったら、何になりたい?

こんな質問、これを普通と思う様な恵まれた国民である。

食えるか?

それすら危うい国もある。
が・・・


自分たちは、先進国に生まれた子供として

低国家の国の子供には、わからない苦悩がある。

これを全うするのは、自分に向けられた宿命で

生きるのに精一杯の子供には、わからない様な苦しみがある

生きるのに精一杯で、苦しむ子供もいる中

彼らの為に動かねば成らない宿命を与えられた

“ 先進国の子供として ”

その苦労と苦悩は、発展途上国の子は知ることは無いだろう。


どちらがいいか・・・

なんて・・・ 


自分に与えられた人生なら、自分の持つ可能性を最大限に極めるだけ






『 どうか・・・ 命の運をそのままに・・・ 』






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mimi's world from Ren Tsuruga and Chuehonn Hizuri
Love Letter from RT and CH

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