mimi's world * HOPE and DESIRE

_______ BE-lie-VE * be-LIE ve * believe...the SHAMs for heart healing * mimi's world-7 _______

Crystallized pearls * 2 

.・・・・・HAPPY PRESENTs * the HEARTs より


BY mimi's world - 1 * DEEP SEA
BY mimi's world - 2 * WHITE NIGHT


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アイツ・・・ 不破がでっかい花束を肩に担いでスタジオに入ってくるまでも、自分には貰えなかったチョコレートの事で、ムカムカしていた。

その時にスタジオに入って来た、アイツ・・・


肩に担いだでっかい、イカニモ・・・最上さん好みの花束。


________ その時、はっと気付いた事


思わず忘れていた自分にも、腹が立った。 アイツ、意味が分かってしているのか?と思わされた、先を越されたと思った瞬間だった。


バレンタインとは・・・


日本に居て自分も毎年、山と詰まれた 寄付する程のたくさんのチョコレートで甘い香りの漂う楽屋にいた事で、忘れてきていた習慣。


・・・自分の育った国では、男から女の子に告白する日。


バレンタインの日にはチョコレートだけをあげる習慣はなく、バラの花束や彼女の気を引くプレゼントを用意して、お気に入りのレストランを予約してから、ドキドキしながら告白してデートに誘う日だと。

アイツが花束を持ってきたのを見て、どうして思い浮かばなかったのか・・・

毎年、家中を埋め尽くすほどのバラの花を注文していたクー。
ジュリが朝起きると、家中がバラの香りに包まれていて、廊下もリビングもダイニングも、何処もかしこも花園の様に成っていた我が家。

そんなクーを見て知っていたはずなのに、どうして思い浮かばなかったのか・・・

・・・アイツを見てから気が付いていた。



真横を通り過ぎたアイツが、フッと息を漏らしながら笑った横顔・・・


アイツ、・・・不破・・・


・・・俺に勝ったとでも、思っているのか. . . ________________




キラキラ光った・・・

花の周りを被って、花よりももっと輝いて目立っている光の反射に目が行く。

中の花が・・・

俺達この業界で生きている者にとっての望む・・・スポットライトを当てられる、光の中で注目されたいと云う思いを反映されているかの様に、花の周りが輝いてその中の花の意味を際立たせているように思えた。


胡蝶蘭の・・・
___________ . . . 愛してます。


ストックの・・・ 
____________  愛の絆・ ・ ・ ・ 



そして・・・その花たちの意味に煌めきを齎しているような・・・スワロフスキー

彼女の大好きな、キラキラのクリスタル・・・・


それに目が行った時には、もう・・・

・・・また、二人にしかわからない会話が始まっている様に見えた。 ___________




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



キョーコの好きそうな、寄せ集め。



キョーコ、お前・・・

・・・レイノの何処 _____________ . . .?



いや・・・

・・・コイツ、敦賀蓮の何処がいいんだよ?


俺だけを見てるって約束したよな?
俺だけを追いかけるって約束したよな?

・・・俺だけを、考えろって・・・言ったよな ____________



キョーコと会話をしていて途中で気が付いたのは・・・ “ は、 ” コイツには違う・・・

・・・いわゆる、俺に毎年くれていたような、本命モノ・・・って事だよな。


レイノが昨日思わせぶりに言った言葉は、気にしねー。

なぜなら、耳まで真っ赤に成った今のキョーコ。
キスの一つも出来なかったとキョーコが自分で言った軽井沢での、背中がバックリ開けられた出来事にも、まだ・・・今は、あの時から全く進展してねーって証拠。


・・・じゃぁ、やっぱり

俺のターゲットは、コイツ ―――― !


敦賀蓮。お前。

お前の気持ちは、知ってんだよ。・・・男なら誰でも気付くだろ。
そのお前の気持ちを知っているから、キョーコが本命モノを、お前にあげたら・・・



・・・その前に



俺の気持ちを込めた、コレ・・・

・・・キョーコ、気付いてるのか . . . ______________



キョーコ気付けよ・・・!
どんだけ、俺と一緒に居たと思ってんだ・・・?


俺より・・・


・・・俺より・・・


俺より・・・



・・・じゃ、強行作戦・・・ 開始 ________________







やっぱりな ・ ・ ・ ・






______ 淡水、パールの・・・



・ ・ ・その意味、知ってるか?







“ 処女 ” だろ・・・? 


・・・フッ、まだ、お前キョーコ。


無垢のまま飾らない、純潔と処女。

それに、浄化の意味のクリスタル・ビーズで俺を許して欲しいとの願いと・・・

・・・その花の意味を際立たせるように、

・・・光を浴びさせる様に、

キョーコ、お前の・・・



初めては、昔から・・・変わらぬままでいて欲しいと思う。

キョーコが願ったように、俺が初めての相手に成ってやる _______________



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



_________ キス・・・


その後のキスだって、前に彼女に聞いた事があった。

“ 君さ、キスした事・・・ある? ”

その質問に、無い。と素直に答えた彼女。

目の前で見てしまった・・・彼女のファーストキスだという事は、見た瞬間に分かっていた。



どんな気持ちでいた事か・・・

バレンタインに、男が花束を持ってきて、無理やりでもキスをされて、一旦は拒否した花束を、結局受け取った彼女の気持ち。

自分には淡い期待だった彼女からの義理チョコも無かった事も、アイツの花束を受け取った事も、彼女の気持ちが唯一見えたのは、自分への誕生日のプレゼント。


でも、それは・・・誕生日のプレゼント。


バレンタインの主旨を忘れていた自分にも腹が立っていた。


全ては何も出来ないまま、そのまま彼女に、二度目は無いよ。と忠告した事で、自分の憤りを収めようと当てつけていた。

平静を装う為に自分の中で、自分への、そして彼女への怒りを納めるのに必死でいた・・・



だから俺は・・・ 君の事を・・・



どう思っているのか、再確認してしまった様に・・・
想いがどんどん募って・・・

言葉に出来ないほどの感情が、入り乱れて・・・



・・・また、自分が・・・どうにも出来ない自分が・・・

考え出したら止まらなくなっていた。




_________ 目の前で見ていた彼女のファーストキス・・・


横に置かれたままのアイツの花束。アイツ不破のやつ・・・彼女がファーストキスだって事知ってってやったのだろうと思える意味の、パールとクリスタルの飾られた愛の告白。

堂々と人目を気にせず出来るほど、アイツは何かに切羽詰まっていたんだろう・・・


・・・でも、それは、


俺への、中て付け。

それぐらい判っている。どうしたいんだ・・・?
このまま彼女をそこに残して、それにこれから演技と云う仕事をしなければ成らないのに。
お前が居なくなっても、ここに残った人たちが皆、それに彼女本人が仕事がし辛くなることぐらい、お前だって同じ業界の人間だろ ____________


_______ フン・・・


一瞬・・・自分が壊れそうだった。

自分の中で何かが狂いそうだった。でも・・・自分の立場が頭を直ぐに過ぎった。


_______ ヘ―・・・じゃぁ、女の子にとって、そんなに大事なモノなのか・・・


百瀬さんや大原さんのフォローを聞いていたら、可笑しくなった。

そんなんじゃぁね・・・彼女はさぁ・・・

愛を拒んで生きてきた根源に、もう一度元に戻りたいと告白されている象徴の様な、花束の意味ぐらい・・・女の子だったら知ってて欲しいよね、百瀬さん、大原さん・・・?

まぁ・・・男の方が知ってるものなのかなぁ・・・

大好きな人にあげたいと思って、自分で調べたりするからね・・・。




_______ でも今は、



自分の気持ちなんて二の次。彼女が義理でも俺に何も思わないのだとしても、仕事が出来なくては、俳優を目指している彼女の事を考えたら先輩として、何をどうしてあげるかなんて・・・

・・・無かった事にしてあげたい。



アイツの事なんて・・・

心を崩壊され人生を狂わせたアイツの事なんて、君の人生に存在して無かった事に出来たらいいのに。


・・・忘れて欲しい。

いや・・・忘れさせてあげればいい。



アイツの・・・
絆を求めた昔の変わらないままの想いならば・・・


俺にだって・・・
彼女がずっとずっと子供の頃の俺を思い出してきた絆がある事・・・


お互いに、彼女の事を子供の頃の絆を求めて言うなれば、お互いに恋を彼女にしたかと言ったら違うだろ ――― ・・・不破、お前。

唯、これは・・・新たに胸に込み上げた、成長してからの異性として見れる感情が引き起こしたものだとは、思っている。

アイツも、俺と同じ・・・だろうな。



悪いけど・・・彼女にも無防備さに責任があるよ。


それに気付いたのは、自分で言ったその言葉。

“ 清らガール、清キョーです。 ”



そう・・・


・・・自分で分かってるんじゃないか・・・

アイツがくれた花束の、処女性や純潔に添えられたクリスタルの・・・


仕出かした事を、浄化、無かった事にしてって事。


そう、じゃぁさ・・・最上さん・・・

その、浄化、何も無かった事にしてしまえばいいんじゃないのかな・・・?

君の人生にね・・・アイツが居なかった事に・・・
全てのアイツとの過去の事、その花の意味を浄化してしまえばいいんじゃないのかなぁ・・・

その、“ 愛している ”も、“ 絆 ”も・・・さ・・・



だから・・・



忘れさせてあげたいから、早く仕事、終らせようよ・・・


君に花を贈るのはね・・・

・・・二度目にするよ。



同じ、バラの・・・

・ ・ ・ 俺からの、二度目の・・・愛を込めて  _____________


HAPPY PRESENTs で、一つだけ話を終えて下さい。



to... your HOPE at 8:00pm



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mimi's world from Ren Tsuruga and Chuehonn Hizuri
Love Letter from RT and CH

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