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A New Day - TWENTY THREE * a new day FOREVER 

『 噂の人魚フェア 』 by sei様主催

美しい海の彼・方より  

A New Day ...
from far away beyond beautiful sea FOREVER


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「 おはよう・・・妃殿下 」


ドアの外から声を掛けると、今日という日をどんなに待っていた事かと心から思っていた


「 おはようございます、蓮皇太子さま・・・」

彼女のメイドが声を掛けて開けてくれたそのドアの先に

窓の外を見て後ろ向きの彼女が佇んでいた



振り返って自分を見た時のその表情は、一(いつ)の日に国王の姿を見て望むままの同じ真剣な眼差し・・・
笑顔を見せてくれること無く、振り返ったその顔に・・・

そっと両腕を自分の方に伸ばしてくれた


「 おはようございます・・・我が皇太子様 」

跪こうと屈み頭を下げようとしたから、その差し出された両腕の中に入って抱きしめた



今の二人には、きっと・・・

何の言葉も必要ではないと心から感じていた


舞泳会の朝見た時よりも、もっと耀いている君

その髪に・・・我が国の宝を煌かせて・・・
この海の宝石も、地上の宝石も、自国の象徴として飾られたその姿

でも、それだけではないと思える

二人の心は・・・

今はもう


無色透明に透き通るように、心の全てが二人の間でお互いに見えている


あれから、君に打ち明けた君の出生の秘密に君は・・・
驚きの中に、何かずっと感じて過ごし育って来たと打ち明けてくれた事も


霞んで心が靄の中に隠れたままだった、舞泳会の帰り

でも、もう二人の間にそんな靄は晴れて・・・



そして、今日・・・晴れて君は


自分の后に、正式にこの王国の正室と成る時が来た


この新しい A New Day 一日の始まり・・・


それは、これから永遠に続く幸せへの一日目の新しい日




差し伸べられた両腕には、国王を求めた君が今・・・自分を求めてくれている


「 んふっ・・・お・う・と・さ・ま・・・
 
  ・・・私の・・・おうじさま・・・」


君は、他の国の王子の元に嫁いで行きたかったのか・・・自然に開かれたあの姿絵のページに載っていた人は、永遠に知らなくてもいい

今、君は自分の事を・・・

私の王子さまと呼んでくれた事だけで、もう十分だから

乳母だけの秘密は、乳母も生涯・・・

その心に潜めたまま誰にも語らないのだろう

もし、それが自分だったとしても
血の繋がりがある者同士に心を寄せていたと、キョーコが他に噂でもされぬ様にと


あの日の朝、乳母はどんな気持ちでいたのだろう

自分の気持ちも、キョーコの気持ちも知っていながら
舞泳会に二人が出かけて行き、そして霞の中に消えて行ったのを待ちながら

二人で戻って来たときに・・・

向けてくれた笑顔を、生涯忘れる事無く胸に刻み

乳母が手塩にかけて、この国の皇后妃殿下としての躾と、そして皇子殿下の自分に教えてくれた事の二つは・・・

いつの日も必ず繋がりが在った

自分が公務に訪れる国の事を、キョーコもいつか訪れるであろうと教えをこっそりしたのは
自分との事の為であった

自分が離宮に戻ってきて晩餐の時に、もしその国の話をしても
キョーコには、素早く理解してもらう為であったと

自分が疲れて帰ってきて、キョーコが理解にたくさんの質問をしない様にとの心遣い

キョーコの為に理解し易いように・・・

自分の為に疲れを増やさぬように・・・


二人の間に・・・一方は理解できず、一方はさらに疲れを倍増して

二人の心の中が離れてしまわぬ様にと・・・


二人が幸せな時を過ごし、その幸せなまま床に付き、また目覚めた朝に

新しい幸せが訪れる様にと・・・


この乳母に、感謝と・・・そして乳母が望み教え続けてくれたまま

この国の繁栄を、これから二人で・・・・




その気持ちが溢れて、真剣な眼差しに優しい微笑みが浮かんでいて・・・

毎朝、続けてきた口付けを


君の抱き寄せてくれる腕の中で、両手で髪を撫でて

自分の写る瞳を見詰めたまま

両手で頬を包み込んで、お互いに目を瞑り・・・

・・・唇を重ねた. . .




「 Highness、 your Highness まだ、ですよ・・・

  Her Royal Highness of the princess of the beautiful sea Kyoko・・・

  His Imperial Highness of the crown Prince of the beautiful sea Ren・・・

  ・・・どうか、お待ちに・・・」



乳母の言葉に、でも、乳母の絶え間なく溢れる笑顔には・・・
二人のこれからの正式なこの国での名前を呼びながら、その瞳に涙を浮かべてくれていた

乳母が二人の気持ちを何年も感じ取り自分達に今までしてくれた事も、教育係として二人を育ててくれた・・・

その全ての事に

そして、これからも二人の為に影となり教え続けて欲しい

この国の繁栄と幸せの為に自分は、いや・・・


自分達は・・・


・・・これから・・・・




「 国王には、秘密に・・・」

そう言ってまた、唇を重ねた . . .


婚礼の儀まで、すぐなのにもう待てない

もう何年も君がこの離宮に迷い込んできてから・・幾年幾月・・・

毎朝、自分の手からの口付けと微笑みだけで、この時を待ち焦がれていた事だろう


このキスに・・・


_____ どうか、今日一日が幸せなものであります様に・・・

  ・・・どうか、これからの二人での未来が、幸せなものであります様に・・・


新しい日が・・・

永遠に・・・幸せでありますように


・・・この二人に

そして・・・

・・・我が二人の国が、永遠に・・・・



そう心に思い・・・


この心が澄んだまま君に伝わっていて欲しいと願って. . . _____________








A New Day FOREVER ☆* 永遠の新しい日


_____ FIN


噂の人魚 * 美しい海の彼方より




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この先は、美しい海の彼・方より

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Another side of A New Day. . . the Rumor of Mermaid’s A New Day
RUMOR 5 * from far away beyond beautiful. . . SEVEN SEAs

『 人魚の噂 』 第5の噂に続く * the sea of . . . FOREVER
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