mimi's world * HOPE and DESIRE

_______ BE-lie-VE * be-LIE ve * believe...the SHAMs for heart healing * mimi's world-7 _______

Another side of A New Day * the rumor FOREVER 

From far away beyond beautiful ... SEVEN SEAs
the one of the sea people called " the sea of illusion "

the RUMOR of Mermaid's A New Day

美しい海の彼方より 人魚の噂 the RUMOR 5



。・。・。・。・。・。・。・。FOREVER・。・。・。・。・。・。・。・。・。





二人がこの国の皇子殿下と后妃殿下と呼ばれる様に成ってからの出来事


舞泳会で、その姿を見ることなく国を離れて行ったカナエは

秀人王子の国・・・


星の国に嫁いでいた


あれから直ぐにお腹の大きなカナエが離宮に遊びにやってくるようになった

星の国に嫁いだカナエ・・・

そこは、永遠の夜・・・極夜の世界

まぁ、いつも夜だしな・・・とは、男だから思う事なのか・・・

そんな夜が一日中続く国に行ったカナエは、キョーコとは昔のままであった


_____ いやぁ~、もー、キョーコ止めてよ。

_____ モー子さんこそっ・・・わはははっ~~~

二人が友達として過ごす、大きな笑い声が離宮の回廊に響いていた時

少し離れていた王宮にもその声は届いていて、玉座で執務をしながら国王と顔を見合わせて笑い出してしまう・・・

でもそれに国王は嬉しそうに自分を見つめた

キョーコが子供の頃、国王に差し出した小さな手・・・
その横にいた自分もキョーコが伸ばした手に、腕を伸ばしていたと言われて

その姿を忘れないと、おっしゃっていた


_____ あれから、お前の望みは叶ったのだな・・・


その様に微笑まれると、自分が婚礼の儀の前に伸ばされた両腕の中に自分から飛び込んでいった事を思い返す

自分に向けられていた眼差しと、その両腕・・・


小さなキョーコが一人、離宮に迷い込んで来た時を自分も忘れない

あれは彼女が愛を求めた人に向けた眼差しであったと・・・

あの時、国王に向けた瞳は幼い子が父の愛を求める眼差しだった


婚礼の前に自分に向けられた眼差しは、対の配偶者としての、愛・・・

その眼差しだけで、自分にはもう・・・

何も他に必要ないほど、彼女の心からの愛が向けられていると感じた

だから、舞泳会の姿絵が誰であったかなんて、知る必要は無いと思っていた



回廊の笑い声がいつの間にか消えていて、ふと窓の方に振り向いた時

_____ 蓮、そろそろ行きなさい・・・

国王に促されると立ち上がり、立ち上がると周りの家臣は自分の通り道に跪き、その頭を下げて道を作っている

その中を声を掛けながら通り過ぎる・・・

王宮を出ると、キョーコと乳母がそこにいて
乳母が頭を下げて、いってらっしゃいまし・・・と、目を瞑った隙に、

キョーコの唇にちゅっとキスを残して、行ってきます。と口元で言う

門を社と共に出て、考えながら泳いでいた


今日は地上に視察に行くのだけれど・・・

この地上への公務

いつか、キョーコと二人で地上に視察に向う時もあるだろうと思っていた

その時は、キョーコの中で綺麗な思い出となっている河原での出来事

森の妖精だと自分の事を思っているキョーコ
一緒に向かった時にはその姿に自分がなってしまうのだから、どうにもこうにも隠し様が無い

そのままあの河原でもう一度、今度は森の妖精としての告白をしなければならないかも・・・
と、そのもう一つの秘密をいつ明かそうか・・・悩みあぐねていた

でもいつかは必ず訪れるその日


あれから毎朝、一緒に目が覚めて・・・

横に成ったまま髪を撫でて、おはよう・・・ってキスをすると

唇を重ねたまま二人ともが、思う事


・・・今日もこの幸せに包まれて居ますように


そう感じるのは、きっとお互いに・・・

目を開けるタイミングが、毎朝、同じだから . . . . _________





そして時が経ち・・・



「 行ってらっしゃいませ・・・」

家臣たちの言葉の中を潜り抜ける

でも今日は、自分の後ろに社はついて来ない



自分の横にキョーコと並んで、離宮の中を泳いでいた

_____ 行ってらっしゃいませ・・・皇子殿下さま、后妃殿下さま

二人の後ろに控えていた乳母が、頭を下げて二人を送り出してくれる


今日は、初めて二人揃っての視察・・・と、言う名目の二人だけのデートだった


二人で顔を見合わせて、門を出ると手を繋いで上に向って泳ぎ出した

Ms. Woodsのところに向かい、二人揃って手を繋いだまま・・・


気が付くと、入り江にいた




起き上がってその姿を海に映して見ていると

いつの間にか、後ろからそっと手を握られた


握られた手を握り返し、足に押し寄せる海の波を感じていた

遠く向こうの水平線と呼ばれる彼方を見詰めて、海の方から吹いてくる風が運んでくる
海の香り・・・

自分の国の香りは

この地上で空気の中に漂うと云う事を、海の中にいたら分からない

目を瞑って大きく息を吸い、握られた手を見ると小さな子供の手


反対の手にずっと大事に握っていた物

毎朝、君の髪を撫でて・・・

でも君は、お気に入りの桜貝の髪飾りを無くしてしまったと
微笑みの中に打ち明けてくれたのは、君が正室として王家に入った日

君にとってその新しい日の朝は

髪に・・・海の宝と地上の宝を輝かせていた


その桜貝の髪飾りは、今・・・


握られた小さな手を上に向けて開くと、君の手の中に持ってきた物を入れて

両手で包み・・・

その瞳を見詰めて微笑んだ. . ._________



「 キョーコちゃん・・・このピンクのペンダント、この前・・・」





________ この二人がこの後、どうなったのか・・・


森の妖精と、小さな女の子の・・・

蒼い石のお守りと、ピンクのペンダントと・・・

河原で振り返った光の中の人の・・・



この二人が河を登って歩いて向ったのは、何の為なのでしょう


それは、人魚である二人・・・



魚としての、産卵期を迎えた対のものだったのか・・・

それとも人として、無くした髪飾りをどう渡してあげようか考えた、夫のサプライズなのか・・・

それとも二人の中で、大切な思い出の場所に行きたかったからなのか・・・

それとも・・・

手を取り合って、河原に歩いて行った先に・・・・・





________ 入り江で、水平線を見詰めていた自分の夫


人の姿の彼を初めて見た・・・

その姿に見覚えがある



光の中に海からの風で、その金色の髪を輝かせている後姿

自分が心に秘めたまま、正室に入った事を彼には伝えていなかった

自分にとってそれは、夢であったのか・・・

気が付いた時には、舞泳会のパンフレットを胸に抱いて自分の部屋で起きた


ただの夢・・・


そう思って今まで過ごしてきたけれど、自分の心には

河原で出会った妖精の王子さまが微笑む姿を鮮明に残していた

あの時感じた、花の香りも森の香りも・・・

フワフワ舞い飛ぶ、たくさんの蝶も・・・

木漏れ日の中に光る、水の飛沫も・・・

自分の住む海の上にうねる、波の様子・・・

自分が歩いていると感じた足の感覚も、手の中に滲んだ汗の感触も・・・

その全てが鮮明に色濃く思い出せていた


洞窟はもう通れなくなっていた

それを見て、自分がここから抜け出て行ったのかどうかすら定かではない夢の事だと諦めて、ただ・・・

地上で出会った妖精の事を夢だと思い込む事にした



でも、桜貝の髪飾りが何処にも見当たらなかった

乳母もメイドも探してくれたのだけれど、誰も見つけられない


それが、夢ではなかったと思える、たった一つの事. . . _________



その髪飾りが自分の心の中に、思い出に変った・・・魔法の様な出来事

夫と成った蓮になくした事を打ち明けたのは、もう貝殻の髪飾りを付ける事をきっと、彼に必要ないと言われると思っていたから

でも自分にとって とても大切なものだった


おはよう・・・と、髪を撫でて幸せに包んでくれたその手が触れていたもの


胸にピンクの地上の物として光らせて、森の妖精が髪飾りの代わりに挿してくれた花
花が流れて海に辿り着いていたそれを見て・・・

目を閉じた妖精から姿を消した自分のその夢・・・で・・・

森の妖精が蓮の様だと思っていた自分

海の中では、蓮が時々・・・森の王子様に似ていると自分の心に秘めていた

だから、きっとその夢を、妖精が掛けてくれた魔法だと思う事にしていた



それに、蓮が大好きでずっと苦しんだ心の内に掛かった靄を、彼が晴らしてくれたのだから・・・

何も自分に断る理由も気持ちも無かった



ただ自分の中にただの魔法の様な出来事として・・・

大事なものを失って

それと同じぐらい大切な新しいものを

引き換えにしただけと思って. . . __________




水平線を見詰め、海からの風に金色の髪を輝かせている人

その姿を見てその手を握ったのは、あの時感じた感触と同じか試してみたかったから


握った手に握り返してくれた感触

手の平を上に向かされて、その手の中に乗せられた

中身を見る事無く両手で包まれて・・・

その手に口付けをした瞳を見詰めていた



夢じゃなかった

ただ・・・彼が掛けてくれた・・・魔法 Illusion に見せられただけ


ただ嬉しくて、心から・・・


微笑んでいた


二人の間に涙は・・・この魔法に吸い取られて・・・






この二人が、その後・・・

毎日を幸せに過ごした生涯

その遠い記憶が呼び寄せて、もう一度二人をこの河原で出会わせた物語


人魚の彼らの噂は、人間界には伝わらなかったけれど・・・

今、人間界では・・・


生まれ変わったこの人魚達の物語

それは漫画と成って、今現在もそのまま・・・

この二人の未来を、たくさんの読者が見守り続けている



歩くのもおぼつかなかった初めての人間の姿の時

でも二人で訪れた二度目の光の国

二人ともが心に抱えていた秘密は、何も言い合わなくても

この光の溢れる地上の空の様に晴れて・・・

手を繋いでその河原を歩いている内に、キョーコは・・・ 

スキップが、出来るようになりましたとさ



・・・おしまい




二人の物語はまだまだ続いて欲しいと私は望んでいます。



美しい海の彼方から 人魚の噂 Rumor 5

A New Day FOREVER 永遠の新しい日

FROM sea of ILLUSION 魔法の海より・・・






_____ そうそう ・ ・ ・ 


Illusion その魔法の幻術(まやかし)の様に・・・

今までに貴方も、突然、何かを失ったことはありませんか

そこに置いてあったものなのに、ふっとこの世から消えてしまった様に



でもその時、新しく何か大切なものを見つけて居たとしたら

それが魔法に掛けられた瞬間だったと、私は思うようにしています。


_____ 毎日がどうか幸せに包まれています様に・・・


そう願い日々を暮らして行く中に、魔法 Illusionだと思える心を大切にしたいと

それは、私にとって失ったものが変り、心に新しく生まれた大切なものだと思っています。



美しい海の彼・方より
mimi’s world * HOPE and DESIRE 希望と望みの世界から
The RUMOR of illusion 魔法の噂 ☆* FOREVER FROM ILLUSION RUMOR

_ FIN


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I bereave in my beLIEve- BElieVE for believe
嘘を持って信じられるように創った嘘を・・・
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