mimi's world * HOPE and DESIRE

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HOPE * at WHITE ... a day  

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Originally blog-up at the DOOR * mimi's SALOON
Mar 10th 2014 ( HOPE*at WHITE . . .a day HAPPINESS ∞%








__________花の意味はそれぞれ・・・

君は、どういう風にとったのだろう______________________








赤信号で止まったので、ふと横の最上さんを見ていた。彼女は目を瞑って深呼吸をしていた。

「 どうした?大丈夫? ・・・車酔い? 」

大事な女の子を乗せているので、なるべくユルユル運転だったつもりだったけれど・・・と思って聞いた。

「 いえ・・・あの、違います。 」

ハキハキと明確に答えられると言う事は、嘘をついて我慢しているわけでないと判断。
目を開けて、ぱっと俺を見た瞳・・・いつもの変わらぬ元気な最上さんに、安心した。

「 あのですね・・・思い出していたんです・・・」

そう言って、話し始めた。自分が気に成っていた、あの時の花の行方の事だった. . .


青になったので話を聞きながら運転しはじめた。



二人きりの狭い空間・・・

・・・バラの甘い香りの中にいる事も手伝って、思い出さずにはいられなかったのだろう


あの日・・・
帰ったら、だるま屋の女将さんに、うわ~っ!綺麗~~!豪華ね~!!!と言われ、確かに自分の部屋のみに置いておくのは勿体ない。と思い、お店の入り口に飾ったと言う。

( な~んだ、そうか・・・)

部屋の中に、こんな風に香りが充満してくれる事を考えてだったのにな・・・と、少しがっかりした。


それで、ですね・・・


その言葉に横目でちらっと確認したら、俯いてモジモジしている彼女に気が付いた。

なにやら言いにくそうにしていたので話を促す為に、前を向いたまま右手で頭をポンポンと撫でて、うん。それで・・・?と聞き返した。

「 実は・・・敦賀さんに貰った花の・・・」

なんだろな? 意味に気付いた?と思って、微笑んだら・・・

・・・実は、アイツの花も一緒に生けた。と、言う。


まぁ確かに、お店に飾るのならば胡蝶蘭は似合ってるよな。と思っていたけれどでも、その後の言葉に、ずっと聞き込んでいた。

大きな花瓶にもともと一杯だったゆえ、それに胡蝶蘭の本数よりもバラの方が多かったから、見栄えを重視して・・・

ピンクの胡蝶蘭の中に、蒼い桔梗が合わなかったので桔梗をまず外し、それと・・・
日当たりの無い店内だから、バラの蕾を外したと言う。


それで、ですね・・・


自分の部屋の日当たりの良い窓辺に、バラの蕾3本に対して、入りきらなかった咲いたバラを1本の割合で窓辺に置いていたと言う。

「 それに・・・実は、敦賀さんに頂いたバラ・・・まだ、あります。 」

こちらを向いて、にこっと微笑んだその笑顔。
その笑顔と共に、言ってくれた言葉に・・・バラにして良かった・・・と思った。


蕾が開き始めて間もなく・・・

・・・ドライフラワーにして今も部屋に飾ってあると、言った事・・・

そして、そのドライフラワーに・・・・



毎日・・・

朝、起きると、おはようございます。と

仕事の前に、行ってきます。と

帰宅したら、ただいま帰りました。と

寝る前に、お休みなさい。と・・・ 必ず挨拶してくれると言う事。


君の毎日すべての時間に、自分を思い出してくれるという事が・・・嬉しかった。


それで、ですね・・・


そう言って鞄をゴソゴソしだした彼女。何かを取り出したけれど、運転中なので見せるのを躊躇っている。
黄色だったけれど、そこまで急がない仕事だとも言っていることだし、と思って止まった。
後ろの車には申し訳ないけれど、彼女の方が優先なので・・・と、思いながらバックミラーを覗いて、微笑んだ。

両手で包み、目の前で開いて見せてくれた・・・コーンの蒼い石。

なんだ、それだけ?と思っていたけれど、彼女の話す事に・・・



・・・やっぱり君は、頭も勘もいいコだね。



そう思いながら聞いていた、彼女の話・・・


敦賀さんに前にお貸しした事のあるこの石の色とですね・・・その時にアレンジメントから外した、桔梗の色が同じなんですね・・・


・・・そう、コーンからのメッセージだった、“ 変わらぬ、愛を・・・”


本当に君は、勘のいい子だとつくづく思い、もう一度頭をポンポンと撫でた。
・・・その手をピタッと止めて頭の上に置いたまま、続ける。


「 でもね、最上さん・・・もしかしてその・・・
毎日のバラへの挨拶に、土下座してないよね・・・?」


「 えっ! 土下座・・・」


ビクッとしたところをみると、しているのか?と思ったけれど、・・・すみません・・・しないと、ダメですか?と言う返答に、思わずおかしくなった。


「 うんん。してないなら、いいんだよ。」


土下座されてなくて、よかった・・・

その思いが湧いたのは、もちろん“ ただの先輩 ”として見られて居なかったと思ったからだった。


それで、ですね・・・


4回目の同じその話し始めの言葉に、なんで土下座感が薄れたのかが・・・分かった気がした。




_______ 敦賀さん・・・


・・・私、夢を見たんです。



あの日帰宅して、敦賀さんへの電話の後の事でした。

花を分けて飾った後に、自分の部屋で敦賀さんに頂いたバラを見ながら、お話をして・・・

敦賀さんのバラに・・・込めてくれたメッセージが分かったようで・・・



・・・私を、見ていてくれるという事ですよね ___________



その言葉に、返答はしないで、ただ前を見て運転したまま、微笑んだ。

車線変更の為に、助手席の窓とミラーを確認する為に彼女の方をちらっと見ると、暗い車内でよく見えないけれど外のネオンが窓から入っていて、薄っすらと彼女の横顔が見えた。

その彼女の横顔は・・・

微笑んでいて、手にコーンの石を持ったまま、無意識にコーンの石を唇に軽くつけて上を向いて何かを思い出していた。


( コーンの石を貸してくれた時に、石に思わずキスをした事を、覚えているのだろうか・・・?)

そうも思ったけれど、花と石と何の関係があるのか・・・とても気になる。


それで・・・?


彼女の話の先を促しながら、その質問に返答はしなかった。何を話したいのか・・・
・・・気に成っていたから。


角を曲がると、ネオンの輝く街の中から・・・


・・・星の煌めきが少しは見える、暗い住宅地の道に入った。 ______________











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ご自分の想像したバラの色をクリックして、ストーリーを作ってください


でも・・・



すでに、ここまで読んでしまった貴方



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